先週のとある日、夕飯は唐揚げでした♪
唐揚げ、ご飯、お味噌汁というクラシックで嬉しいメニュー。娘たち(長女れーちゃん、次女ワカメちゃん)も私も、美味しい美味しい、とあっという間になくなった。
「もっと食べたかったね」と言う私に、れーちゃんは言った。
「れーちゃんが大人になったら、ママに唐揚げいっぱい作ってあげるね」
と。
なんだか、とっても嬉しい。
しかも、
「れーちゃんはパパと唐揚げ作るから、ママはお仕事しててね♪」
なんて言ってくれる。
我が家の家事分担は、料理は主人、私はその他(掃除、洗濯、片付け)。
れーちゃんの中でも、そのイメージが固定されたのか、「お料理はお父さんがするもの」と思っている様子。
我が家のこの家事分担は、10年後には変わっているかもしれない。けど、れーちゃんもワカメちゃんも、「家事をしないお父さん」を見ることは、きっとないでしょう。
日常的に家事をする父親を見て育つのは、きっと良いことだと思う。
結婚相手が家事をしないという嘆きはよく聞く。私も、結婚当初は同じことを嘆いていた。
私たち夫婦は、これまで色々と揉めたことも沢山あった。そんな親同士を見て、当時赤ちゃんだったれーちゃんは心を痛めたこともあったかもしれない。
それでも、今は「これで良かった」と心底思える。
パパとママはそれぞれの仕事や家事を行い、お互いに助け合っている。そんな姿を見て、娘たちが育つことが、とても嬉しい。
時代的にも、「家事やらない男」は減ってきている。家事やらないこと自体が問題じゃないんだけどね。家事をやらずに、大変さもわからずに、家事を全自動と勘違いしたり、威張ってたり労いや感謝もないこと、どっちかが圧倒的に我慢する構図が良くないんだと思う。
このまま子育てしていけば、娘たちはそんな男たちと結婚する可能性はすごく低いかなー、なんて、またまた物凄く先の未来を考えていたりする。
未来よりも、今に集中すべき。
わかってる。
それでも、夢見てしまう。
とんでもない程、楽しみにしてしまう。
大きくなったれーちゃんが、私のために唐揚げを作ってくれる日が来るのを。
きっと、きっと、どんなに下手っぴに作っても、私はべた褒めするに違いない。これぞ、親バカ!と。
親になる、ってこんな気持ちになれるんだ。
辛いことも沢山あったけど、私は、れーちゃんのママで良かった。
ありがとう。
妄想だけで、こんなに嬉しい。