打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

なぜ小顔に惹かれるのか?の仮説

打たれママです。久々の徒然日記。今日は「小顔は何故魅力的なのか?」についての考察です。

 

俳優、女優、モデルなど、顔が小さい方々がいる。なぜ彼らは魅力的に見えるのか?を一人で勝手に考えてみた。理由はいずれも、生殖に有利だからだ、と思う。

 

仮説①顔が小さい方が出産に有利

出産だけ、という観点で見れば、小さく生まれる方が母体の負担は少ない。私は2回出産しているが、頭が小さい赤ちゃんの時の方が傷が浅く、医療針の縫い目は小さく済んだ。その点だけでも、小顔は有利だと感じた。

 

そもそも、人間の出産はハイパー高リスク。

 

人類は脳容量をどんどん増やす方向で進化し、言語を扱い、複雑な道具も使えるようになった。最大の副作用が「出産の難易度」である。

 

通常は幅4cmの子宮から、直径10cmの物体を体内から排出することの、まあ、なんと困難なこと!

そこまで頑張っても、生まれてくる赤ん坊は、フニャフニャの非常に危うい存在。他の哺乳類にしたら、未熟児同然で生まれてくる。

 

産むだけなら、小さい胎児が楽。しかし、出生後の生存確率が高いのは大きい胎児。このジレンマの中、ギリギリのラインを狙って生まれてくる。

 

人間以外の哺乳類の出産は、ここまでハイリスクではない。助産師や医師の介添えがなくても、 スルッと産む。

 

人間以外の生き物は、生き残り&生殖を目的に生きている。出産を困難にする様に進化するはずもないのか。

物欲、自己顕示欲、承認欲求、これら全ては人間特有の欲望だと思う。じゃなきゃ宦官(生殖機能を切り取った男性)という職業が存在しえない。

 

大きい脳ゆえに、余計な煩悩を持ち、出産が困難になる。だったらそんな脳要らないんじゃないか?

 

なんて思うけど、言語を扱える脳は欲しい。

 

脱線したが、「体は大きいけど、頭は小さい」というのは良いとこ取り。出産も出生後の生存も、難易度を下げてくれる。

 

だから人々は小顔に惹かれるのだろうか?

 

※体格に比べて小顔という場合もある。(白人・黒人に多いかも?) 比較論や見ためではなく、頭の大きさを実測した方がよいかもしれない。彼らは小顔に見えても日本人の平均頭囲よりも大きいかもしれない=潜在的な出産の難易度は高いかもしれない。

 

仮説② 美形だと錯覚する

美人、美男子の定義は国・時代によって変わる。もちろん好みもある。

 

古今東西、決して変わらない美の定義は「左右対称な顔」。対称性の高さは、「優秀な体」であることを示す。

 

体内のあらゆるものは、遺伝子というデータを元に複製されている。なぜなら↓↓

顔の対称性が高い=複製の精度が高い(エラーが少ない)=生殖に有利

 

小顔と対称性は全く別の軸。

小顔だけど対称性が低い人、大顔だけど対称性が高い人もいる。

 

ここで言いたいのは、「小顔は左右対称に見えやすい」または「小顔は対称性が高いと錯覚しやすい」だ。

 

たとえば、下手くそな絵を拡大コピーすると粗が目立つ。縮小コピーすると、粗(非対称性)は見えにくくなる。

 

小顔とは、言わば顔全体を縮小コピーしたようなもの。顔の非対称性(遺伝子コピーのエラー)も縮小して目立たなくする。

 

見せかけではあるが、左右対称に見えやすい=美形だと勘違いしやすいのかな?

なんて。

 

※もちろん、本当に対称性が高い小顔も存在するのは理解いる。大顔で左右対称な顔の人が居たら、きっと相当有望な遺伝子の持ち主だろう。

 

 

見せかけの魅力度シグナル

頭の小ささ、小顔、どちらにしても、実は「見せかけ」である可能性が高い。

 

9頭身でも、身長がやたらと高い場合は頭は大きいかもしれない。小顔だから、顔の非対称性が見えにくいだけかもしれない。

 

生殖能力とは実は全く関係ないことを魅力的に感じたりする。

たとえば、女性の胸の大きさ。赤ちゃんに哺乳用に存在する胸だが、胸の大きさと母乳の分泌量は比例関係にはない。そんなことも知らず、多くの男性は巨乳が好きだったり。

 

人間の目も脳も、結構愚かなんだと思う。そして私もその愚かな目や脳を持った人々の子孫なのかな、と思うと、愚かに憤ることもなく落ち着いて見れる気がした。

 

純然たる個人的見解で、科学的裏付けもないが、これが私なりの仮説。色々考えた結果、私を含む人類のの愚かさに、少しだけ寛容になれた気がした。