病気から、何かを学んだことってありますか?
3週間ほど前、我が家の娘たちは順番に風邪を感染しあい、しまいには次女ワカメちゃんがインフルエンザに。
その時を振り返る。
もう、ぐったり。
娘が、じゃなくて、私が。
「自分の子供がインフルエンザ」というのは、避けては通れぬ人生のイベントだと思う様にした。
子どもが複数人居る家庭では、どうやっても家庭内感染は防げないらしいというのは、これまでの経験からも重々承知していた。
が、「保菌者である期間は、解熱しても登園禁止」な病気は初めて。
追記:4年ほど前に長女が手足口病になったことがあったのを、後から思い出した。あれも登園禁止だったの。4年も経つと忘れるのか。
れーちゃんは普通の風邪だったので、解熱したら登園OK。ワカメちゃんはインフルなので解熱後もしばらく自宅待機。
これ、どうなったか、というと。
今までにないほど、「おい、こら、クソガキ!!」って思った日々だった。
れーちゃんは先に熱が下がったとたん、ワカメちゃん発熱!
これだけでも堪えるが、続きがあって。
それぞれの要望があって、それがどれも叶わない感じだった。
- ワカメちゃん:熱下がったんだし、元気なんだから、保育園行きたいのに行けないからゴネる
- れーちゃん:妹は行かなくて良いのがズルいとゴネる
- 私:本来なら二人とも元気に行って欲しいのが第一希望だが、そうも行かない。少しでも自分の負担を減らすために、れーちゃんだけでも保育園に行って欲しい
登園禁止期間は5日間ほど、丸々1週間インフル保菌者の子供と缶詰。
3日目位から、私の精神がめげてくる。
解熱したとは言え、外に出かける訳にも行かない。
ワカメちゃんは外に行きたがる。
れーちゃんは行きたくないとごねる。
病み上がりの子供ってこんなにワガママになるのか!
と思い知った。
アレ食べたい、コレ要らない、〇〇したい、☓☓したくない。
精神に余裕がなくなってた私は、心の中で叫ぶのです。
クソガキ…!!!
※心の中で、ですよ。
高熱出して寝込んでる間は、可哀想だ、とか変わってあげたいと思ったものの、病み上がりのワガママっぷりを見るとそれも吹っ飛ぶ。
病み上がりの子供をこんな風に思うなんて非情なのか。
いいえ、子供と接していれば「クソガキ!」と思う場面は出てくる。時には「かわいい」と同時に。
「かわいい」と思うか、と子供にイライラしたりするか、は全く別物。
「クソガキ!」と思ってからが、親本番。
「この野郎!」と思ってからが、夫婦本番。
時として、自分の子供に心底イラっとすることがある。クソガキ!とも思う。
大丈夫、それでも親失格ではない。
それは一生懸命に親をやってる証拠なんじゃないかな。
クソガキ!
それでもあなた達を愛してる。どんなに「クソガキ」でも、私が「クソババア」になったとしても、それだけは、変わらないよ。
病気には、できるだけなりたくないものの、病気は色んな事を学ぶための人生の教材。
「自分の子供がインフルエンザ」というのは、避けては通れぬ人生のイベント。そう割り切っても、私の精神の限界はあるので、次回こんな時が来たら、抱え込まずにそこは主人や母、ベビーシッターなど、にもう少し頼るのが吉、ともわかった。
ほーら、今回もちゃんと学びがあった。
あなたは今まで、病気から、どんなことを学びましたか?
私は知りたい、どんな学びが、生まれてきているのか。