昨日、私は熱中症に見舞われた。
頭痛、発熱、でも汗が出ない、脱水。いわゆる熱中症の症状でかなり辛かった。
いつも行う子どもたちの世話や家事を全くできず、ずっとアイスノンを体中に当てながら休んでた。
熱中症をきっかけに、感じたのは「このコロナの現状ってなんなんだろう」というやるせなさと、家族の優しさだった。
水分補給が苦しくて、38.5度を超えたのは20時ごろ。「病院行くべきかな」と思い始めた。
とは言え、このコロナのご時世、病院にひょこひょこ行けるものでもない。
電話で医療相談したら、結構ショックなことを言われた。
「そこまでお熱があると、現状では病院にご案内できない」
今、熱中症で頭も痛くて、水分補給すら辛い。だから病院に行きたいと思ってるのに、コロナ対策のために、普通に病院へ行っても、私は病院には拒否されてしまうそうだ。
歩行も難しそうなので、救急車も提案されたが、救急車に乗れたとしても、受け入れ先の病院がなくて、たらい回しにされる可能性は高い。
頭痛、発熱、脱水の辛い状態で、救急車に乗せられたらい回しにされる位なら、自宅で大人しくしてることにした。
めちゃくちゃ体調が辛くて、医療機関を頼りたい夜でも、発熱してると病院に行けない。
誰のせいでもない。けど、非常に悔しくやるせなくなかった。この現状って何なんだろう…。私はなぜ体調不良になって、家族に(特に主人に)迷惑をかけているのだろう…。やるせなさと、悔しさと、罪悪感から、私は、また、家族の前で泣いてしまった。
私を心配してる主人は、子供たちの世話やら家事一通り終わらせた後、経口補水液を買ってきてくれた。
これが、激ウマ!!だった。
水は吐きそう、アクエリアスも少量しか飲めない。そんな中、経口補水液はグビグビと飲めた。
経口補水液が私の命を救ったといっても過言ではない。
健康な状態で飲むと、激マズの経口補水液が、本当に美味しかった。
頭はガンガンする、熱も高い、子供たちのお世話は何もできなかった。経口補水液で少しだけ復活したので、頑張って起き上がり、子供たちに「おやすみなさい」のご挨拶をした。
ママとご飯も食べれず、お風呂後の髪や体を乾かしても貰えず、何もしてもらえず、きっと寂しかっただろうなって。そんな寂しい中、ママである私は、辛そうに横たわってるだけだった。
長女れーちゃんも、次女ワカメちゃんも、時々私の様子を見に来ては、頭を撫でてくれたり、アイスノンを持ってきてくれたり。
ぶっちゃけ、昨日の私は「使えない」ママだった。なーんにもしてない。そんなママが「おやすみなさい」のご挨拶にやってきた時、れーちゃんの天使発言が。
「ママ、早く元気になるといいね。パパは世界一カッコいいし、ママは世界一かわいいんだよ。」
それを聞いて、私は泣きそうになった。これを思い出すだけでも、泣きそうになる。優しすぎる。
私みたいな、しょうもない母親の元に、なんでこんな天使みたいな子がやって来てくれたんだろう。
熱中症による辛さ、
コロナによって変わってしまった病院体制へのやるせなさ、
娘のれーちゃんの優しさ。
かなり振れ幅の大きい感情のアップダウンを、味わった夜だった。
れーちゃんとワカメちゃんの優しさに心が温まり、主人に助けられ。私ってば、迷惑かけまくりながら、家族に支えられてるんだな。
「病気になる」とは、「いつもとは違う状態」になること。「いつもと違う」を体験すると、違う視点が持てる。今まで存在していたのに、気づいていなかったものを認識できる。
山の麓での景色と、山の上での景色が違う様に、違う景色を見ることができる。
病気をすることで違った景色が見えたことが、私には何回もある。できれば病気はしたくない。病気っていうのは、「おーい、お前さん、○○という大事なものを忘れていないかね?」という天からの声なのかもしれない。
次なる「いつもと違う」体験は、病気以外の方法でやって来て欲しいなぁ…。
まだまだ暑い日が続きます。皆様、くれぐれも熱中症と水分不足にはお気をつけください。
マジで苦しいから!!
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