先日は父の誕生日でした。
子供も孫も女だらけの父だけど、家族の誰よりもカワイイもの・キレイなものが大好き。だから、こんな可愛い白くまちゃんケーキを。
「この年になると、もうおめでたくもない。」
本人はそう言うけれど。こんなコロナ禍の中も無事なこと、この一年を一日を生きてる後、と、なんだかんだ子孫もいること、どれもめでたい事だと思う。
父は、カワイイもの・キレイなものが好き、と言えど、それを大っぴらには見せない。ツンデレなのか、天の邪鬼なのか、世代なのか。
だから、孫への愛も、ストレートではない。
そんな父に、ちょっとした親孝行をした。それは「孫に物を教えるように仕向ける」。
なぜって、父は、物を教えるのが大好きだから。教授だし、坊主だし、職業がためか。
馬が合わないせいか、同族嫌悪なのか、子供時代の私と父は衝突することも多かった。それでも、何度か、父ととても楽しい時間を過ごしたことをよく覚えている。
父が何かを教えてくれている時は、父がとても楽しそうだったを、よく覚えている。
チェスの初歩的なルールなら、私も娘たちに教えれる。けれど、父に教わるように仕向けた。
面倒くさそうな振りをしながらも、内心楽しみながら孫にチェスのルールを教えているのが、伝わって来た。
チェスに挑戦してみた長女れーちゃん(小1)。れーちゃんは、私よりもずっとチェスに適性がありそうだ。
6歳にして、(ほぼ)初挑戦で既に、3〜4手先を考えて駒を動かしていた。そしてボーッとしていた私は負けた。(相手は初めてだ、と思って舐めてた)
ちなみに、私は2手先も考えられないおバカ30代。短気なのか、短絡的なのか。
子供たちが赤ちゃんの頃、赤ちゃんって宇宙人だと思ってた。わお世話の仕方がよくわからず途方に暮れ、こんなことばかり思っていた。
生まれたての頃は、母乳かミルクしか飲めない。離乳食の間は、ケーキなんて食べれない。
大人と同じケーキを食べて、おじいちゃんのお誕生日を一緒に祝う。
おじいちゃんと一端にチェスを対戦するなんて、なんか成長したんだなぁ。