打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

子供との会話で気をつけてること:否定形で言わない。

 

先日の「英語教育よりも国語力をつけることの方が大事!」という記事は大変反響があり、こんなに読んでもらえるとは思いませんでした。

 

「国語力」のために、私が親として気をつけてることは沢山あります。今日はその一つ、否定形で語らないをご紹介します。

 

いたずら放題な幼児。2歳のれーちゃんは、それなりに善悪がわかりますが、まだまだ聞き分けが良いお年頃ではないです。

 

「それはだめ!」

「○○はやめなさい!」

「走らない!!」

「投げないの!」

 

など、ついつい言ってしまいます。

 

でもね、「今やってる○○をやめなさい」って言うだけでは、子供は言うことを聞かないし、ポカーンするか、怒られたと思って泣くことも。

 

だって「○○をやめたらじゃあ、どうしたら、良いの?」と言うことを、親が伝えてないから。

 

だから、私は「○○をやめなさい!」「○○しないの!」

と否定形な表現ではなく、できるだけ肯定形な文章で諭すようにしています。「△△しようね」と言う具体的なお願いをね。

 

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例1 れーちゃんが絵本を投げてしまった時。

 

「投げないの!!」

 

と言うのは容易いですが、「では投げずにどうすれば良かったのか」も伝えないといけません。

 

「絵本さん、痛い痛いって。優しくそーっとしてあげようね。」

 

 

例2 スプーンやフォークで遊んでしまう

スプーンでテーブルをバンバン、と叩いてしまう。幼児にはよくある光景です。

 

「叩かないの!」

 

ではなく、私は「スプーンはご飯を食べるための物だからね。ご飯を食べないならスプーンさんをしまっちゃうよ!!」と言います。

 

例3 妹のワカメちゃんをかわいがってるつもりで結構強くバンバンしてしまう時

 

れーちゃんはお姉さんとして、かわいがってるつもりで「トントン」してるつもりが、力加減がわか、ないので、いつの間にか「ドスドス」くらいの強さに変わってることがあります。

姉妹で交わってくれるのは非常に微笑ましいのですが、妹が赤ちゃんの間は事故が怖い。姉妹の関わりタイムでは親がいつも監視してます。

 

「優しくそーっと、トントンしてあげようね。れーお姉ちゃんは優しいね」

 

本人はかわいがってるつもりだから、その気持ちは否定したくない。ワカメちゃんを隔離すれば事故はないかもしれないけど、一日中隔離してたら姉妹の関わりもなくなってしまうし、大きくなったときに一緒に遊んでくれないかもしれない。それは親としては困る!

 

 

例4 家でボールを投げてしまう

ボール遊びは楽しいですが、家の中で力任せに投げられたら危ないし、いずれ何かを壊します。だから、家の中ではボールは投げるのではなく転がして遊ぶ、というルールにしてます。

 

「あ、れーちゃん、お部屋ではボールは投げないよね。コロコロしようね。」

 

こう伝え続けたら、室内でボール投げはやめました。

 

「れーちゃん、お部屋ではボールは?」

「コロコロ!!」

 

満面の笑みで、こう言うようになってきた。

 

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今目の前でやられてる行動を「やめなさい!!」というのは瞬間的に出てくる。

 

代わりに何をどうして欲しかったか、というのは私の頭の中で一度は考えてからでないと発言できない。

 

 これはすごく頭を使う。疲れている時はできなくて、つい

 

「やめなさーーーい!!!!」

 

と言ってしまうことも多々。

 

多くの男性は家事に関して「言われたことしかやらない、コンピュータープログラムみたい」と以前書きました。これは「全体像を把握して、必要なことを察する」をしていないから。

まあ、子供も同じです。子供に「察しろ」なんて酷。それはこちらが伝える努力を怠ってるということ。

 

だから、具体的かつ肯定的な表現で話しかけるのです。

「△△しようね」

 

否定形で言うと、自分の今までの行動や自分自身が否定されてるみたいな気持ちになっちゃう。

 

そんな思いをさせないためにも、「○○をやめなさい」じゃなくて「△△しようね」と、穏やかに、具体的に伝えられる親でいたい。

 

打たれ弱いママにはいつも穏やかにいることは至難…。だれかコツを教えてください。