打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

一人目と二人目の違い:お洋服(隣の芝生は青くない)

随分と涼しくなってきて、そろそろ長袖の出番ですね。

9月頭に急に寒くなったときに、たった生後2ヶ月のワカメちゃんが風邪をひいて、2時間毎睡眠の不夜城生活を強いられました。大人の風邪ならぶっ続けで寝れば大抵治りますが、まだ鼻をすすれない、かめない赤ちゃん相手では鼻水吸引機が必須。

 

そんな生活もう懲り懲りなので、ちょっと神経質な位ワカメちゃんはもう毎日長袖を着せてます…。

 

当然なのですが、二人目の子供で同じ性別と来たら、お洋服は全てお下がりです。

 

 

 

長女れーちゃんは3月生まれ、次女ワカメちゃんは6月生まれ。季節が違うので、赤ちゃんサイズのお洋服は微妙に合わないんじゃないか…と危惧してましたが、無用でした。なぜなら、姪っ子(れーちゃんとワカメちゃんの間の年)のお下がりもあるからです!!

 

私自身は三姉妹の末っ子です。

お下がりばっかり!!と子供の頃は嘆いていたのですが、お下がりだからこその利点もあるのです。

 

れーちゃんも姪っ子ちゃんも、第一子。肌着なんかは親が買い揃えましたが、なんとも可愛らしいお洋服を友人知人からプレゼントされているのです。

 

第一子では、私も姉も

「こういうのはお出かけ用に取っておこう♪」

と、オシャレ着は温存して、普段はパジャマみたいな格好させてました。

 

第一子なんて大事に育てられて、あちこち頻繁には連れ回されないので、お出かけも多くはありません。ゆえ、オシャレお洋服の出番は少ない。

 

そして赤ちゃんはあっという間に成長して、頂きもののオシャレ着はすぐにサイズアウトしてお蔵入り。

 

 

第二子以降では、「すぐに成長して着れなくなる」ことが親もわかっています。だからこそ、「オシャレなお洋服こそ、普段から着せる!!」となります。

しかも出番が少なかったオシャレ着は、けっこう綺麗なままなのです。

 

新品じゃないけど、縒れていないオシャレ着を普段から着せてもらえるのは、二人目の特権なのかな。

 

私はね、三姉妹の三女です。だからこの特権にはあやかれませんでした。なぜなら、二番目の姉が何度も何度も着たオシャレ着はビヨーンビヨーンに伸びて、色落ちも激しく原型をとどめていなかったからです!!!

 

 

「よそ行きを普段着に着れてよかったじゃない♪」

と母は私に行った。

 

母ちゃん、あれはもうよそ行きではない。普段着に成り下がった、よそ行きだよ。

 

でもね、今はこれに関しては親を全く恨んでません。

 

小学生くらいまでは自分がお下がりばっかりだったことを嬉しくは思ってなくて、新品のお洋服を買ってもらえた時の嬉しさはひとしおだった。

 

中学生くらいから、「お姉ちゃんたちのお下がりをタダで貰えてラッキー☆」と思うようになりました。

 

一人目に生まれようと、二人目だろうと何人目だろうと、メリットとデメリットがある。

 

デメリットは、自分が持っていなくて他人が持ってるものは気が付きやすい。

メリットは、自分だけが持ってたりすると中々それに気が付かない。

 

絢香の「にじいろ」にもあったかな。

 

「失くしたものを数えて瞳閉ざすよりも、あるものを数えた方が、瞳輝きだす」

 

 

生まれ育った環境のおかげでバイリンガル・マルチリンガルな人は幼少期に苦労してるし、勝手そうに見える人だって、知らない所で我慢してる。私はツワリが重かったから、ツワリが軽くて身軽に動き回れた妊婦さんが羨ましかったが、そんな妊婦さんは私にはない業を負っているのでしょう。

 

隣の芝生は青く見えるかもしれないけど、それは人工芝かもしれないし、わかったもんじゃない。

 

人のことを羨ましがってる場合じゃないなぁ…。

 

末っ子な私は、何をしなくてもよく見てもらえて愛される第一子で初孫なれーちゃんを羨ましく思ったことも多々。でもね、そうとも限らない、と今なら思う。

 

ワカメちゃんが生まれて、子育て2周目だから、やっぱり赤ちゃんの扱いには慣れてるし、親の手際も良いし、自信も持てる。れーちゃんは第一子だから、親も全部が初めてで、手際も悪いし怒ってばっかりなことも。

 

れーちゃん、こんなへっぽこな打たれ弱いママに付き合ってくれてありがとう。

ワカメちゃん、私の母親としての自信を少しでもつけてくれてありがとう。

 

よそ行きのお洋服から、こんな気付きがあった。

 

恐怖だったシルバーウィークが終わった。

 

保育園ママな私には、24時間子供と接する連休は恐怖だけど、もしかしたら、もう連休は怖いものではなくなるのかもしれない。