子供に優しくできない!家族に優しくできない!って悩むこと、ありませんか?
私はあります。何度も何度も。今でも、昨日も。夜泣きがひどかったりすると特に。
「優しくできなかった」
これを悩むって不毛じゃない?
「今日、1分だけでも優しくできた」
って考えようよ。
と思えるようになった経緯について、徒然綴ります。
先日、「キャリアコンサルタント」(またらキャリアカウンセラー)という資格維持のための講習に行ったのです。
話の聞き方を変えよう、焦点を当てるところを変えよう。それを実践しよう、というセミナーでした。
〇〇できなかった、とマイナスの部分に焦点を当てるのではない。
△△できた、とプラスの部分を焦点を当てよう。
カウンセリングで一番大事なことは「いかに人の話を聞くか」です。
話を聞いてもらえるだけで、「自分は何をすべきか」がわかって、問題が解決したりする。
じゃあどう聞くの?
いろんな聞き方がある。その中で、私の印象に残ったのは赤字探しならぬ「黒字探し」。
〇〇できなかった、とマイナスの部分に焦点を当てるのではない。
△△できた、とプラスの部分を焦点を当てよう。
先生にこう説明されても、なかなかピンと来なかった。
ついネガティブな所に目が行ってしまい、自分を責めてしまう。
この日本国に根強くある母親自身の基本的人権を無視した理想の母親像の呪いなのか、私の罪悪感癖なのか、なかなか「黒字」(プラスの部分)探しってできない。
先生は不登校の生徒をカウンセリングしたこともあるそう。彼の小学校6年間の合計出席日数が100日。
なんで来れないの?何が嫌なの?
自然に、多くの人はそこを考える。真に生徒のためを思って。
「黒字探し」の考え方ではね、注目点が違う。
100日も来れたじゃない。
そうか!!黒字探しってそういうことか。
夜泣きされ、何日もまともに眠れずに過ごし精神崩壊することもある母親という仕事。
子供に優しくできない…
そう悩んでたのが、変わりました。
24時間の間で、優しくできなかった時間を指摘するのではない。優しくできた時間を探そう、と。
24時間優しく接するなんて無理。そうできてるなら、私はそれは嘘の優しさだと思う。
24時間の中で、1分だけでも優しくできたら、それでいいじゃない。
自然とそう思えた。
残りの23時間59分は怒ってるかもしれないけど、1分だけでも優しくできたら、その1分かは私にも娘にも、素敵な思い出になる。
たったの1分間だけなら、「今頑張って思いっきり子供に優しくしてみよう!!」と意気込める。そしたら気づいたら10分くらい優しくできてたり。
自分を褒めてあげる機会を、理由を、一つ増やせた。
「今日の講習を受けたあと、こんなこと思えたよ〜!」
主人に伝えたら大賛成してくれた。
「ねー、続けて1分間優しくするって結構長いよね〜」
夫よ、やはり貴方は相当なポジティブ人間だ。
ネガティブな私と、ポジティブな夫。取り合わせとしては丁度良いのかもしれない。
追伸
過去記事を見たらこんなのあった↓
怒っても、泣いてても、愛を注いでいれば、愛が伝わっていれば、それでいい。
自分で書いた癖にすーぐ忘れる様なので、何度もこれを自分に言い聞かせた方がいいかも。
笑っていられる時間が1分でも、いや、1秒でも、長くなりますように!