打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

2人育児の良い所

「子供が2人いるってどうなの」シリーズです。2 人目の妊娠前の心境・夫婦会議2 人育児の大変な所に続き、今日は「2人育児の良い所 」です。

やっとポジティブな話。

 

良かった所はまとめるとこれ↓

  • 社会の厳しさを子供が勝手に学ぶ
  • やっと、2人で遊んでくれるように(喧嘩は頻発)
  • 「見れば目の毒」が減った
  • お下がり活躍
  • 2 人で仲良し無ときは可愛さ倍増

 

むやみやたらに、2人育てを奨めることはできないが、私が感じたことならいくらでも共有できる。2人目を欲しい方も、2人目はもう断念したいという方にも、ぜひ読んで欲しいです。

 

・社会の厳しさを勝手に学ぶ

社会の厳しさ、社会に存在するルール、などを早いうちから学ばざるを得なくなる。そうさせるのが兄弟という存在。

 

子供が 1人だけ、れーちゃんだけだった時は、とりあえずれーちゃんの都合に合わせれば良かった。昼寝、食事の時間、遊びたいこと。ワンオペは別ですが、大人2人:子供1人って手数的には楽です。れーちゃんが昼寝したら私も休めた。

 

家のおもちゃもパパもママも祖父母も全部独り占め。それが当たり前なのです。兄弟ができたら、そうは行かない。

 

生まれたての妹(ワカメ)という存在は、なんだかフニャフニャして本人は無力に見えるのに、今まで注がれていた視線の半分くらいは取られるし、2 歳になりたてのれーちゃんにとって、釈然としない存在だったと思う。

 

釈然としないまま、なぜかワカメちゃんの都合に合わせなければならないことも増え、在宅時は常に妹がいる。

 

妹がいない心の安全地帯。あの時のれーちゃんにとっては保育園が安全地帯だった。

 

赤ちゃん時代から保育園に通っていたので、おもちゃの取り合い争いは知ってはいたものの、家でも保育園でも常にそれに直面するようになるのはワカメちゃんが生後6ヶ月の頃から。

 

フニャフニャ時代は抜けて、ハイハイなどで移動できるようになる頃には、おもちゃの奪い合いが始まる。

 

早いもの勝ち、強いものが勝つ、時間が来たら交代する。

 

公正さはともかく、勝者や強者の「ルール」は社会に存在するのだ。身を以てそれを幼少期から学べるとは、ありがたいと思う。

 

「強いものが勝つ」けど、相手に対して、弱いものに対して暴力がいけない、ということはれーちゃんは最初からわかっていてくれたらしく、癇癪を起こした際も妹ではなく親に当たってくれていた

 

 

 

・やっと2人で遊んでくれるように

下の子が 1 歳半くらいのころからでしょうか。ちょっとずつ2人で仲良く遊ぶようになりました。最初のころは、危なっかしくて目が離せなかったが、最近はある程度 2 人を監視すべき時間が減ってきた。

喧嘩は相変わらずしますよ。きっとそれは減らない。

 

散乱する無数のおもちゃがあるのに、なぜか一つのものを巡って喧嘩する姿には、トホホになることもある。これぞ競争率が高いレッドオーシャン。よほどの事がない限り、私は仲裁には入らない。どちらに肩入れもしない。説明が面倒くさくなり、本来は通じない「仲良くしなさい」的発言をついつい私はしてしまってる。ああ…反省せねば。

 

保育園ではお友達に優しく譲るタイプでも、兄弟間は遠慮なし!という話はよく聞きます。保育園で培われる社会性の絶大さはあれど、兄弟間でしか生まれない何かも確実にあると感じます。どっちのが良し悪しではなく、それぞれ違うものです。

 

「なんであんな 100 均のガラクタを巡って激しい姉妹喧嘩をしたのだろう…」と己の子供時代を詳しく覚えているがゆえ、これは避けては通れない道なのだ、と私もわかっているのだ。

 

一緒に遊ぶ相手がいる、というのは良いことです。親としては安心だ。

 

たとえ学校での友達関係が上手く行ってなくても「私には仲良しの姉が、妹がいる」と思うと心強く思えるのでは?親としては、そこは安心できる。私自身が苦い学校生活を送った経験からも、心の拠り所になる何かが学校の外にもあって欲しいし、家と学校以外の場所を持って欲しいのが私の願い。

 

 

 

・「見れば目の毒」が減る

「知らぬが仏」ということわざがあります。子供が何をしてるのか、やらかしているのか、逐一知らない方が心の平穏が保たれることもあります。見れば見るほど目の毒。

 

1・2歳、いや、何歳でも子供たちはいたずらをします。悪事を働くつもりではなく、好奇心から。

 

「これを引っ張ったらどうなるんだろう?」と、ひっくり返してしまった物は数知れず。ひっくり返して一番困ったのは、母親の機嫌だろう。鬼ママ登場。

 

2 人居ると、どうしても監視しきれない。それがかえって良い場合もあります。

 

床をキャンバスにしてクレヨンで殴り書きしてたりね。もう、見てるだけでストレスなのです。情報量が多いからこそ発生する類のストレスは、複数人子供がいることで軽減されます。(物理的ストレスはまた別の話)

 

親が見ていないところで、子供は劇的に成長する。保育園での成長なんて特に目覚ましいもの。せっせせっせと、鬼の居ぬ間に、親が見ぬ間に、1人で、または姉妹で楽しくやってます。

 

・お下がり活躍

同性の兄弟ゆえ、お下がりは大活躍!従姉妹のお下がりもあり、次女ワカメちゃんの服は95% お下がり。哺乳瓶、ベビーバス、抱っこ紐、あらゆるものがお下がり。経済的です。

 

上の子はいつも新品だけど、実は下の子の方がオシャレな装いが多いかもという事実はあります。青いようで青くないのが、隣の芝生。

 

顔は似ているれーちゃんとワカメちゃん。似合う装いはそれぞれ異なります。が、すーぐにサイズアウトする子供服の出費を抑えたい私は、お下がりを使わない手はない。

 

「あなただけに似合うファッション」を提案するための勉強をしている私は、その知識を活かし、お下がり服の組み合わせを工夫しています。

 

まあ、いくら親が工夫しても子供のセンスで、子供の気分で上下しましま、上下真っピンクというへんてこコーデになることは頻発してます。

いずれ本人達が気にするようになるのが、やはり肝要。

 

・2人仲良しだとかわいさ倍増

子供はどの子もかわいい。

自分の子は特別かわいい。

 

その特別かわいい子達が仲良く遊んでいると、2 倍の可愛さ…いや、2乗のかわいさです。等差級数ではなく、等比級数的に伸びるかわいさ。

 

喧嘩、2人でいたずら、「えぇ!?勘弁して…」という出来事に囲まれる中、2人で仲良く絵本を読んでたりするとそれはもう、「大変だけど、2 人育ててきて良かった」と、じわっと来てしまう。

 

私と姉がかつて通ったように、きっとれーちゃんとワカメちゃんもこれから死闘の姉妹喧嘩を続けるに違いない。それは自然なこと。

 

遠慮をしなくて良い関係。究極的にそれが成立するのが兄弟なのかもしれない。

 

 

どうやっても、子供を育てるというのは、子供が増えるというのは、時間・労力・お金どれも必要です。それに加えて愛も。

 

私は愛に自信があるタイプではないが、なんとかなってる。それはどんな私であっても、娘たちはママを必要とし、私なんかよりよほど大きな愛で娘として存在してくれているから。だから親であれる。

親にとっちゃ、ギヤースカ泣かれたり抱っこ魔神になったり結構迷惑かもしれないその行為は、彼らの愛情表現。今ならそう受け取れる…ときもある!

 

親を愛さない子供はいません。二人目を考えて躊躇してしまうお母さんたち。

 

大丈夫です。

どっちでも大丈夫。

 

2 人目がいようと、3 人目がいようと、一人っ子だろうと、あなたの子はあなたを愛しています。

 

それだけは、忘れないで!