とうとう、終わりが来た。一つの時代が終わった。
私の第一子である長女れーちゃんが卒園した。永遠に続くかに思えた日々が、終わった。
そんな日に、我が娘の発言で、涙が止まらないほどに感極まっている。
れーちゃんのお友達のママや先生とも相談して、今日は特別な日にした。
①いつもはお家で食べる夕飯を、保育園で、他の卒園児たちと一緒に食べる
②いつもはママがお迎えだが、今日だけばパパとママ両方がお迎え
どちらもかなり嬉しかったらしい。お迎え時はぴょんぴょん飛び上がって喜んでいた。
パパとママだ〜!
降園時も、保育園の玄関先ではしゃぎ回り、なかなかバイバイできない子供たち。
これまで毎日一緒に遊んでいたのに、これから会えなくなるなんて。偶然学校や学童が同じ、という子もいるらしいが、れーちゃんは違う。
そうだよね、寂しいよね。
子供の順応性は高い。だから、学校が始まればあっという間に新しい友達もできるし、慣れていくであろう。
それでもやっぱり、寂しさや不安があるらしい。
帰宅後、一年間分の制作物をママとパパに見せ、一通りはしゃいだ後にれーちゃんが言った。
ずっと保育園に居たい。
ずっとこのお家にも住みたいし、保育園にも行きたい。
そう寂しそうに語るれーちゃんを抱きしめ、大事な事を伝えた。
「そうなんだね。ずっと居たいんだね。れーちゃんは保育園もお家も大好きなんだね。ずっと居たい、と思える場所があることは幸せな事なんだよ。」
そう、離れる時は寂しいものだが、「ずっとここに居たい」と思える場所があるのは幸せな事なのだ。
残念ながら、私は、特に小さい頃の私はそういった場所にあまり恵まれなかった。だからこそ、居場所の価値や大切さがわかる。
小学生時代にはバイキン扱いされた経験があったり、中学時代には学校に行きたくない・塾にも行きたくない時期があったり、とにかく居場所がないと感じていた 。
それが被害妄想と言われようとなんだろうと、私はその様に感じていた。
ずっとこのお家に住みたい。
ずっと保育園に居たい。
ずっとここに居たい。
そう思える場所を、れーちゃんに提供できていたんだ。
江戸っ子は気が短い、と言われるが、並の江戸っ子に輪をかけて、私は気が短い。「なんで私みたいな女に『大好き』と言ってくれるのか不思議だ」とすら思っている。
れーちゃんの「ずっとここに居たい」という言葉は、私は親としての責務を十分に果たしているのだ、と、太鼓判を押してもらった気持ちになった。
れーちゃんの小学校生活がどうなるかは、まだわからない。すんなり順応するかもしれないし、大変かもしれないし、「行きたくない」となるかもしれない。
私はきっと相変わらず気が短いだろうし、ちょっと神経質だろう。
けれど、何があっても、この家は、私はれーちゃんにとっての居場所で居ようと思う。そのために必要なことならば、私の仕事も休息も、しっかり取り組もうと思う。
次女ワカメちゃんはまだまだ保育園児なので、まだまだ保育園にはお世話になる。けれど、大きな一区切りではあるのだ。
そんな日に、我が娘から「ママは良いママなんだよ」と言われたような気がして、涙が止まらない夜。
居場所がない、と感じていたあの頃の私に、こんな未来が待っているよ、と教えてあげたい。
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