打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

第3子を出産しました

ご無沙汰しています。打たれ弱いママ Kaori です。

 

長女れーちゃん(小3)、次女ワカメちゃん(年長)も成長してきて子育ても少しは落ち着いたかなーなんて思ってました。

 

最近打たれ弱さをあまりブログにも書いていなかったのですが、これからは私の打たれ弱さが再び何度も書こうと思います。なぜなら、また産後が始まったからです。

 

先月下旬、第3子(三女)を出産しました。あだ名はちーちゃん。


f:id:kaorikawa:20230715220806j:image

 

三姉妹の末っ子の私が、三姉妹のママになりました。

 

産後のボロボロの体。万年パジャマのみすぼらしい生活を再びやっております。

 

これからも打たれ弱い日々は続きます。 

 

「打たれ弱くてもいいんだ」

「人を頼っていいんだ」

「完璧なママじゃなくてもいいんだ」

 

私が打たれ弱さを発信することで、育児に悩む人たちを少しでも楽にできたら…と思っています。

 

これからもよろしくお願いします!

 

家以外の居場所ってとても大事

我が家の次女ワカメちゃん(仮名)は、この4月から年長さんになった。

 

家では完全にワガママな妹。ママ(私)からはしょっちゅう怒られてるし、姉(私の長女)からもそう思われている苦笑。

 

そんなワカメちゃんが、なんと、保育園では年長さんとして奮闘していると、先生が教えてくれた。しっかり者の優しいお姉さんだとか。

 

ワカメちゃんの保育園では、3,4,5歳児は1つクラスで集団行動する、異年齢共同保育だ。そこでの5歳児(年長さん)女児はワカメちゃんのみ。

 

私は保育園の中では一番のお姉さん!小さい子達の見本となり、優しくしなければ。

 

どうやら、ワカメちゃんにもそんな思いがあるらしい。年少さんの子が靴を履くのを手伝ったり、お当番について教えてあげたりしてるらしい。

 

初日は頑張り過ぎて、微熱が出てグッタリする程だったとか。

 

家ではワガママ垂れ子だと思ってたのに…。たった5歳の小さな背中が頑張ってると思うと、目頭が熱くなった。

 

家の中では妹でしかない次女。けれど保育園という家の外の環境では、彼女には違う役割がある。

 

家の中では出番のないお姉さん感、母性が、保育園では発揮できているらしい。

 

ああ、家以外の環境があって、本当に良かったな…と。私とは同じ悩みを抱えなくていいんだ、と。

 

子育てしてると、自分自身の子供時代の記憶が蘇る。良い記憶も悪い記憶も。

 

私自身は、三姉妹の末っ子。私は「ワガママで気難しい妹」だったでしょう。家では完全に妹、学校でも非リア充で。

 

ちなみに私の子供時代の日陰っぷりはこちら→

 

末っ子の私は、家ではお姉さん感を発揮する機会はない。

これだけ日陰な小中学校生活を送ってたら、学校でもリーダーシップを発揮する機会なんてなかった。

 

こんな環境から抜け出したい!

妹であるって私のせいなの?

子供時代の私はいつも、こんな事を考えていたのかもしれない。

 

自分に何かしらの素質があったとしても、発揮する場がなければ埋もれてしまう。下手すりゃ無能扱い、ワガママ扱い。

 

次女ワカメちゃんは、そうならずに済んだ。

家では出番のない「お姉さん」っぷり。保育園で十分に発揮してきてね。でも無理しないでね。

 

ワガママ娘にイライラ。

もちろん、イライラするけど、保育園での奮闘っぷりを聞いたら、お家では甘々にしてあげてもいいのかも…なんて思ったり。

 

お姉さんな顔、妹な顔。

大人な面、子供の面。

 

どちらもあって良い。それが人間。

両方出せる場があってこそ、人間らしく生きられるのかも。

「親切ってなんで親を切るって書くの?」

長女れーちゃん(小2)からの質問。

 

「親切ってなんで『親を切る』って書くの?」

 

私(娘にとって母)、私の母(娘にとって祖母)がいる中での質問でした。

 

さて、なんと答えるか。

 

「たとえ親が傷ついてでも、それでも大事にしたいと思える人が、あなたにもいつか現れる。その時に『親切』の本当の意味がわかるよ」

 

私はこう答えた。

さて、これを聞きながら、私の母は、なんと思ったのだろう。

 

その昔ね、私が主人と婚約したあたりの時。ちょっとしたことで母とケンカしたことがあった。その時の私は怒り心頭だったのか、「結婚を応援してくれない親なんてもう知らない!絶縁してもいい!」なんて考えていた。

 

これは若さゆえの憤りだったのか。私の人格が幼稚だったのか、単なるすれ違いか。

 

結局絶縁やんてしてない。私の母は、娘たちをかなり可愛がってるし、私も相当お世話になってる。

 

今は小2(長女)に年中(次女)と、まだ小さい娘たち。今はパパとママが大好きで、多分まだ世界の中心は親というお年頃。

それでも、いつか、娘たちが「親切」の意味を知るときが、やって来る。

 

親を切ってまで大切にしたい。

それ程まで、娘にとって大事な人・事がいつか現れる。

 

そんな日が来るのは、嬉しいような、悲しいような。

 

若干人格破綻者(というか母親不適合?)な私。子供の成長を寂しいと思ったことは一度もない。赤ちゃん相手に「早く人間になって欲しい」と思ってた。

 

 

けれど、娘にとって「親を切ってでも、大事にしたい人・モノ」が現れたら、流石に寂しいのかしら。

 

雨で桜が散る中、この想いを桜に重ねている。時期が来れば桜は散る。けれど、また来年も咲く。

 

花が咲こうが散ろうが枯れようが、

そこにずっと立っている。

どんな季節であっても。

 

 

子供への愛情ってそんな感じなのかもしれないなぁ。

 

毎年咲くからこそ、桜は色んなことを思わせてくれるなぁ。

 


f:id:kaorikawa:20230326170905j:image

サピエンス全史感想③無知からの進歩

2016年頃の世界的ベストセラー「サピエンス全史」の感想③です。感想①はこちら、感想②はこちら

 

人間は食物連鎖の中間にいる弱い動物。1:1ならばライオンにもサイにも勝てない。なのにその他の動物を押しのけ、世界を征している。そして、人間の中にも序列が発生する。

 

今回は「なぜヨーロッパ白人だが覇権を握れたのか」、特に思想の部分について書きます。

 

簡単おさらい

感想①:脳も肉体も優れてない人類が世界征服できた理由=虚構を信じる

感想②:人類が最も信じている虚構=貨幣・お金

 

今も昔もヨーロッパ白人が覇権を握ってる?

ヨーロッパ系白人がこの世の覇権を握っている。過去500年の歴史、現在を見ても、それは動かぬ事実である。

アメリカの白人はヨーロッパ人の子孫=ヨーロッパ系白人と記述する。あしらからず。

 

21世紀では、多くの国が資本主義。そして自由主義。いずれもヨーロッパ発祥のもの。産業革命や資本主義はイギリスから始まったし。

 

イギリスは一時期「日の沈まない帝国」なんて言われ、めちゃめちゃ強かったけど、そもそもは未開の地だった。古代ローマ時代では、イギリスは辺境の島国扱い。

 

中世では西ヨーロッパは大して文明度は高くなかった。エジプト・ペルシャ・中国などに比べれば野蛮な土地だった。

 

それでもヨーロッパが覇権を握ったのは、科学発展の先駆者だったからだ。では、なぜヨーロッパで科学が発展したのか?

 

科学が進歩した本当の理由

科学が進歩するための絶対条件は2つ。

 

  • 十分なお金
  • 好奇心と探究心(自分たちが無知であるという認識)


この2つともが必要不可欠。2つ目の「我々って無知じゃん」認識が生まれたのはヨーロッパが最初であった。

 

金がなきゃ研究はできない。

金がいくらあっても、研究する気がなければ科学は進歩しない。研究心とは好奇心と「我は無知である」という認識から生まれる。

 

野蛮ヨーロッパやよりも金のあったオスマン帝国も技術の進んだ中国も、科学発展には至らなかった。我々=無知とは思ってなかったから。

 

神=全知全能と思ってた?

人間は無知である、と思うようになったのはいつからか。

 

15世紀頃まで、どうやら人類(のマジョリティ)は「生きるのに必要なことは神様が知ってる。神様が教えてくれる」と考えていた。

 

「地球は自転してるか」なんて、生きる上で不要な知識。生きるために必要なことは、キリスト・ヤハウェ・仏・神…が教えてくれる。そんな事に興味を持つことすら変な奴・暇な奴だったのだ。ガリレオが変人扱いされたもの無理はない。

 

※ヨーロッパ以外でも無知認識はあったかもしれないが、奇人変人扱いされてたと推測できる

 

私の憶測は、ヨーロッパでで大流行した黒死病が原因だと思う。

 

これまで:生きるのに必要な知識は神が教えてくれる

黒死病後:神は感染病からは救ってくれない

 

おびただしい死体の山を見ながら、ヨーロッパ人は悟った。神は全知全能ではない。生存のための全てを教えてはくれない…と。

 

救いようもない事実に直面したからこそ、人間の無知さ神の無力さを思い知った。

 

探究心からの大航海時代

「この世には我々が知らない知識がたくさんある」と知った人々は、旅に出た。何かを調べたり、海を渡ったり。

 

科学の力を使って、海を渡る。

 

そして「新大陸」、ヨーロッパ人にとっての未踏の土地の存在を知る。

 

ヨーロッパ人は、銃・病原菌・騎馬を持ち込んだおかげで、南米をあっという間に征服した。そして領有権を主張する。(詳しくは別書「銃・病原菌・鉄」の感想を参照)

 

「新大陸」っていう呼び方が、ちょっと解せない。そこに住んでる人間も動物もいるのに…

 

「この土地はまだ誰の物でもないぞ!よし、所有しちゃえ★」ってなぜ思えるんだ。ぶっちゃけ南米の原住民(アステカ)を征服した時とか、だまし討ちしてるし、酷い。

 

酷い奴らが、結局得をした。

新しい土地を、奴隷を手に入れた。

そして金を手に入れた。

 

その後の事は、皆様も知っての通り。アフリカから黒人奴隷を強制連行した。 新しい土地で大規模農園(プランテーション)をして、金を更に稼ぐために。アステカ帝国をだまし討ちにするよりも、非道なことだ。 

 

科学の力を使って、非道を重ねた。

 

金の亡者

人類、誰しも、金の亡者。少なくとも国の中枢に居る奴らはそうだった。

 

金とは、人類が信じている最大の虚構だ。

 

我々って無知だね!という謙虚そうな発想を持っていても、金の亡者になれば非道になる。

 

儲けのために、黒人をモノ(奴隷)扱いし、中国にアヘン(麻薬)を売りつけ… 正直狂ってるとしか思えない。

 

何よりも金が大事、ってなると他人の命や健康って本当にどうでも良くなるんだな… 

 

感想:私は白人じゃなくて良かった…

「自分も白人だったらなぁ」

 

そう思ったことがある非白人は多いだろうか?私自身は、イギリス留学中にそう思ったことが何回かある。アジア人=マイノリティであったからだ。単純に「マイノリティだと暮らしにくかった」からだ。

※日本生まれの日本人だけど、私はこの国においても自身がマジョリティだと感じたことは一度もない。これについては話が長くなるし、サピエンス全史と関係ないので割愛する

 

白人になったら、

世界の覇者の人種になったら、

差別されなくなったら、

生きやすいのだろうか?

 

反対意見もあるだろうが、結局現在のこの世の覇者は白人である。現在の善とされている資本主義・自由主義個人主義はいずれもヨーロッパ系白人が作り出した虚構である。

 

このヨーロッパの台頭の裏には、「人権をまるで無視する」精神がある。

 

別人種なら、煮ても焼いても奴隷にしても構わない

これが恐ろしいと思った。どの民族にも、日本人にも差別意識はある。在日外国人はなかなか市民権を得られないし、たとえ日本人であっても空気を読まない奴は村八分にされる。

 

けれど、日本人は、見目形の違う「外人」を遠巻きにするだけだ。武力で捕獲して、奴隷として売り飛ばしたりはしない。少なくとも、国家レベルで奴隷貿易を推奨しなかった。

 

もちろん、日本人も他国民を奴隷扱いしたり、生いけないことをしている。それは否定しない。現在のヨーロッパも北アメリカも、国家レベルの奴隷貿易はしてないし、人権を大事にしているだろう。

 

今、私が白人としてヨーロッパや北米に住んでいたら。きっとすごく人権を意識していただろう。そんな中、数百年前の祖先の行為(奴隷貿易アヘン戦争)を考えると、身の毛もよだつほど、吐き気がするほど自分の生まれを憎む気がする。

 

同調圧力が強すぎて、日本って住みづらいぜ!と感じることは多々あっても、とりあえず自分の直近の祖先を恥じずに済むのは幸いなのかもしれない。

 

サピエンス全史の感想が、「自分は日本人でも良かったのかもしれない」となるとは予想外だった。

 

○○の戦いで△△王が破れて、新しい■■王国が成立した、という教科書的な歴史とは、違った角度からこの世の成り立ちを考える。

 

さすが世界的ベストセラーになった良書でした。オススメです。

 

 

 

サピエンス全史感想②:人類が最も信じてるのは○○

世界的ベストセラー「サピエンス全史」の感想の①の続きです。前回は上巻について、今回は感想②を。

 

人類は集団で行動することにより、他の動物たちを征した。その後は、人類の中でも序列を決める争いが始まった。今回の感想は、その経緯・鍵となるコンセプト(虚構)について。

 

目次

  • 上巻おさらい:人を人たらしめるのは虚構
  • ホモ・サピエンス内の抗争
  • 最大公約数の虚構=貨幣
  • ゲームチェンジャーは科学!(次回予告)

 

 

上巻おさらい:人を人たらしめるのは虚構

人類は共通の虚構(実体のないもの)を信じることにより結束→他の動物・他の人類を凌駕してきた(破滅させた)

 

例:マンモスVS人間。

1対1ならば到底勝てない相手でも、相手を打ち負かして来たのは、虚構のおかげだった

※上巻の詳しい内容・感想はこちら

 

下巻では、時代と共にホモ・サピエンス(人類)が信じる虚構が変化していくという話。

※感想をわかりやすくするため、上巻の内容も②に含まれます

 

ホモ・サピエンス内の抗争

初めに人間が信じた虚構は何だったのか。神さまという存在かもしれない。石や空に神が宿る、という原始宗教が最初。

 

人類は農業を開始してから、「蓄え」という発想を得た。米・小麦は腐らないから、貯蓄できた。いずれそれは、野良仕事する農民(被支配者)と官僚や王族(支配階級)を産むことになった。

 

生まれながらの王族、生まれながらの奴隷。同じ一人の人間であっても、血統や性別から階級が生まれるようになった。これも新しい虚構だ。同じ人間なのに、方や野良仕事奴隷、方や貴族なんて

不平等。けれど、人々は階級制度を強く信じるようになった。

 

階級制度という虚構を信じて、人類はコミュニティをどんどん巨大化=帝国が生まれた。

 

最大公約数の虚構=貨幣

虚構とは何か。

 

虚構=共通の主観

 

古今東西、一番広い範囲で共有されている主観は「貨幣」「お金」である。残念ながら、愛ではない。

 

価値観が全く違う相手であっても、お金だけは共有認識があった。

 

今も昔も、貨幣そのものには価値がない。AさんもBさんもCさんもXさんも、「この紙幣は一万円の価値がある」と信じてるからこそ、貨幣に価値が生まれる。

 

貨幣という虚構を使って、世界各地で帝国(または王国)が出来た。エジプト、中国、アステカ、ローマ、ペルシャ、インダス、上げると切りがない。

 

各帝国は、宗教観や習慣は違う。けれど、貨幣だけは絶対的存在としてそこにあった。

 

愛とか夢とか希望とか、それは「人類最大の共通項」にはならなかった。きっと未来永劫ならない。

 

結局金の方が強い。そして、金を巡って(換金できる価値を巡って)人類は戦争し続けた。何世紀も何世紀も、様々な帝国が出ては消える。帝国間の争いを大きく変えたのは科学。

 

ゲームチェンジャーは科学!

そう、ゲームチェンジャーは科学。

 

科学の発展が早かったから、ヨーロッパ白人勢はこの世の覇権を握るに至ったのだ。

 

理系オタクの私には、心躍る話だ。 

 

なんだけど…ちょっと話が長くなるので、続きは次回!

 

次回の内容→

  • 科学が進歩した本当の理由
  • ヨーロッパで科学が発展した理由

 

 

 

サピエンス全史感想①人類はどのように世界を「征服」したのか

5年以上前に世界的ベストセラーになった本「サピエンス全史」を読んだ。

 

あまりにも興味深い本で、様々な感想が出て来たので紹介したくなりました。

 

今回は感想①。上巻の内容まとめ+私の感想を綴る。

 

ジャレッド・ダイヤモンド氏の「銃・病原菌・鉄」が好きな人には刺さる本です。

 

人類は食物連鎖の中間に居る

人類とは、決して屈曲な体でも生物界で最優秀な頭脳の持ち主でもない。素手で戦うなら、象やライオンはおろか、牛と決闘しても勝ち目はない。食物連鎖の中間に位置する動物。

 

この現代を生きていると、「人間は動物である」ことをすっかり忘れることも多い。生殖・食事・睡眠、気候による体調不良に目を向けると、どう考えても動物である。

 

そして、生身の人間は決して百獣の王ではない。

 

現代人はネアンデルタール人より劣ってる?

現存する人類は我々、「ホモ・サピエンス」と呼ばれる生物のみ。大昔は他の人類も居たのだ。

ホモ・エレクトス、ホモ・ネアンデルタールシス、ホモ・ルドルフエンシス等など。

 

これらの人類種は「並列」に存在していた。

ネアンデルタール人ホモ・サピエンスと進化した訳ではない。

 

ぶっちゃけ、ホモ・サピエンスってそんなに優れた「ヒト」でもなかった。

個体の運動能力も頭脳の大きさもネアンデルタール人に負けてたらしい。ボクシングしたら多分負ける。

 

なのに、ホモ・サピエンスは他の人類種(ネアンデルタール、エレクトスなど)を、戦いによって滅亡させた。

 

はて、何故でしょう。

 

勝因は人海戦術

1対1では勝てない。けれど、100対30なら勝てる。

歴史上ホモ・サピエンスが勝ち残って来た(駆逐して来た)理由がここにある。

 

ネアンデルタール人始め、他の類種はせいぜい30名程度の部族で行動していた。いわゆる親族単位の団体行動だ。

サピエンスという種は100名を超えるコミュニティを形成していた。100人も居れば、血族以外の人も混ざっている。

 

強者30名 VS 中庸な人100名以上

となると、後者の勝率ははねあがる。

 

これだけ大人数を抱えるコミュニティを作れたのには訳があった。それはホモ・サピエンスの「虚構を信じる」という特性だった。

 

虚構による巨大なコミュニティ

虚構とは何か。実体のないもの。

 

ホモ・サピエンスは、実体のない何か(神、貨幣など)を信じることにより、巨大な共同体を成した。

 

たとえば、同じキリスト教徒ならば赤の他人であっても異国の教会内で親しくすることもできる。

天照大御神を信ずる人たちには一体感が生まれる。

 

実体のない共通の何か(虚構)を信じることにより、ホモ・サピエンスは結束した。そして、マンモスはもちろん、他の人類種や大型哺乳類も滅亡に追いやった。

 

人海戦術によって戦力を増やす。こうすることで、遺伝子の進化を待たずとも巨体マンモスにも勝てるようなった。

 

※ちなみに、「会社」「法人」という存在も虚構。会社のビルを燃やしても、会社自体が消滅したりしない。実体がないものの上に、多くの人が集まっている。

 

人類の祖先は自然と共存なんてしてない

「昔の人間は自然と共存していた」というのは、真っ赤な嘘である。アフリカで生まれたホモ・サピエンスは、何千年とかけて地球上のあちこちに移動した。

 

ホモ・サピエンスが「新大陸」に到着したタイミングと、「新大陸」内に生息していた大型哺乳類の滅亡時期はほぼ一致する。他のホモ族(人類種)も、滅亡に追いやってる。

 

狩猟採集民であった時代から、我々人類は生態系の破壊者/改変者であった。農業を開始してからは、その破壊っぷりは加速する。

 

こんな事が、「サピエンス全史」の上巻には書いてある。ここから先は、私個人の感想↓

 

人類=おこがましい生き物

私はこの上巻を通じて、「人間とはなんとおこがましい生き物だ!」と感じた。現存する人類「ホモ・サピエンス」の命名にそれを感じる。

 

  • ホモ=ヒト
  • サピエンス=賢い

※いずれもラテン語

 

自分自身の生物学名を「賢い人」と名付けた。決して脳の容量で、他の人類に勝っていたわけでもないのに、自らを「賢い」としている。

 

人間には、とても賢いとは思えない、むしろ愚かな点も沢山ある。「善行」の結果、自らの首を何度も締めている。

 

マンモスを乱獲→マンモスが絶滅→人間の食料が減る

農業を開始→慣れない前かがみの姿勢で、椎間板ヘルニアになる

農業を開始→人口爆発感染症が発生

 

こんな悲劇がおびただしい程沢山ある。

 

私達の祖先は、決して悪い結果を望んた訳ではない。少しずつ変化していった結果、現在があるだけ。

 

だとしても…

 

私達はおこがましい生き物である。多くの他の生物を滅亡に追いやり、兄弟にあたる他の人類種を壊滅し、生き残った。

 

その事実は変わらない。

 

上巻だけでも、数々の固定概念を覆す本でした。次なる下巻も、固定概念を取っ払う本です。

 

次回は下巻の内容(ホモ・サピエンス内の覇権争い等)・感想を書きます。

 

サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福

 

サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福

 

子供とお菓子作りはストレスだった

まるで満員電車。
先日子供たちとクッキーを作ったんだけど、イライラしすぎたw

 

散らかすし、(初めてだから仕方ないんだけど)下手くそだし、片付けしないし…。

 

たとえば、今回のクッキー作り。最初はバターを柔らかくすることから始まる。硬いバターをフワフワに仕上げるのは手間と時間がかかる。

 

子供たちはそれに飽きる。

そして姉妹喧嘩が始まる。

 

「れーちゃん(長女)がやる!」「ワカメちゃん(次女)がやる!!」

いやいや、ママ(私)が全部やりたいんですけど?その方が効率良いんだけど!!

 

次は砂糖をフワフワバターに投入してさっくり混ぜる。

 

子供たちが砂糖を入れると、なんでそんなにこぼすかね?せっかく分量を測ったのに台無しじゃないか。

 

しかも砂糖でテーブルが汚れるーー!!

いやー!!←そんな私は若干神経質。

 

型抜きは楽しくできるかと思ったら…

 

まあ、型抜きってコツがいるんですね。知らなかった。人型のクッキーだったんだけど、手や足、顔がもげた状態で型抜きされてたり…

 

おいおい、それじゃ首無し子さんだろ。ホラー。

 

怒りっぱなしも疲れるので、少しはエンタメ要素を入れつつ注意した。

 

ママ「それじゃ腕無し子さんになっちゃうー!」

子供たち「ゲラゲラ」

※そんなキャラいません。

 

結局子供たちに「手伝って」もらう方が手間。私がやり直す事も多いし、掃除が必要な範囲も広くなる。

 

ぶっちゃけストレス!子供とお菓子作りしても全然楽しくない!

満員電車並みに密集したクッキーたち。私も満員電車に乗ったくらいストレスあったかも。

 


f:id:kaorikawa:20230122203146j:image

 

 

お菓子作りは自分一人でやりたい…と切に思いました。そんなことしてたら、子どもたちはいつまでも上達しないとはわかっているが。

 

どうやったらイライラせずに子供たちと料理できるのか知りたい。みんなどうやってるのさ?!

 

友人のSNSを見るとさー、お子さんと楽しそうにお料理してる図なんか見たりする。私はそこに到底辿り着けそうにない。

 

大学時代、さんざん一人で実験やら料理をしすぎたせいなのか、私の心の狭さなのか。

 

あー、私って心が狭い。

 

下手くそでも、子どもたちを優しく見守る良妻賢母になんてなれやしない。無理ゲー!!

 

でもクッキーは美味しく焼けた。

ぶっちゃけ子供たちよりも私の方が沢山食べてしまった。

 

 

電子書籍を出版しました「中学受験の闇」

ご無沙汰しております。

打たれ弱いママこと Kaori です。

 

ここ2ヶ月ほど体調が優れずにおりましたが、今日は久々に元気です。

 

体調が悪いママ=家事ほとんどできないママ状態(非良妻賢母!)で、中々苦しいものはありますが、なんとか生きています💦

 

さて、本日は皆様にお知らせしたいことがあり久々にブログを書きました。

 

 

私、電子書籍を出版しました!!


タイトルは「エリートの親こそ知らない、中学受験の闇」です。

執筆していた&体調不良で、ブログがしばらくお休みになってしまいました💦

 

 

中学受験の経験者として、私は様々な闇(子供たちの問題行動)を沢山見てきました。私自身も問題行動を起こしたことがあります。

 

引きこもり、万引き、カンニング援助交際、場合によっては自殺。

 

中学受験には多くの問題点もあるのに、それは決して報道されない…それを疑問に感じていました。

 

昨今の都会では、中学受験戦争が激化しています。私が中学受験した当時は、早くても小学校4年生から進学塾に通い始める生徒が多かったです。

 

しかし、現在は小学校1年生から塾に通うこともザラだとか…。一体子供たちはいつ遊ぶ時間があるのか。子供たち自身の意思で、やってると言えるのだろうか。


小学生の子供の意思や感情を、発散させることも、受け取ることもできない。それでも高ストレスな環境(受験)に置くにはリスクがあります。場合によっては悲劇を呼びます。


中学受験した子供が、全員悲劇を迎える訳ではありません。けれど、そんなリスクがある、ということも知って欲しい。知った上で、我が子に中学受験をさせるのか否か、を決めて欲しい。または、子供自身に決める権利を持たせて欲しい。

そんな思いでこの本を書きました。
 
発売記念に数日間限定で無料でプレゼントしています!こちらのURLからダウンロード可能です。

 

エリートの親こそ知らない 中学受験の闇: 中学受験経験者は見た!決して報道されない子供たちの問題行動 (カオリブックス)

https://www.amazon.co.jp/dp/B0BNHJ5HWZ

 

お手に取って(ダウンロードして)いただけると、とても嬉しいです。


我が子に最高の環境を、教育を。


中学受験を推める親御さんは、そのように考えています。子供の幸せを願っていることでしょう。

 

−−−−−−
本当に、本当に、中学受験が子供のためになりますか?
中学受験を経験した子供は、傷ついてませんか?
−−−−−−

 

もう一度、いや、何度でも、貴方自身に問いかけて欲しい。


貴方の、誰かの、子供の未来のために。私の本が、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

思いやりではない!?日本の治安が良い本当の理由

お久しぶりです。打たれ弱いママです。

 

外国(主に私が暮らしていたイギリス)に比べて、日本の治安は良い。そんな事を娘と話していたら、ちょっと残念な事実に気づいてしまったかもしれない。

 

なぜ日本の治安は良いのか?その本当の理由とは。私なりの考察です。

 

先日家族で外食した帰り道のこと。他国に比べると日本の治安が良いことを娘に伝えていました。長女れーちゃん(小2)は、「なぜ」に興味を持ったようです。

 

「日本はとても安全な国なんだよ。たとえばね、ママが昔住んでいたイギリスは全然違うんだよ。」

 

日本の小学生は、保護者の付き添いがなくても学校まで一人通学できる。

 

ほぼ全てのヨーロッパの国・北米では、小学生以下は常に大人の付き添いが必要だ。学校、公園、習い事でも、必ず誰かが付いていないと違法になる。

 

イギリスには6年間住んでいた。ロンドン、田舎どちらも住んだ。到底犯罪なんて起きそうにもないのどかな村内ですら、親の付き添いは必須だった。

 

インド人の元同僚曰く、「地域にもよるが、インドでは女一人で出歩くのは危なすぎる」そうだ。レ○プが多発している。

 

こんな事を話したら、れーちゃんに質問された。

 

「じゃあなんで日本はこんな安全なの?」

 

はて。なぜだろう。一人脳内で考えた。

 

誘拐・レ○プなどの犯罪をしない人は、なぜしないのか?

 

たとえ破壊願望があったとしても、被害者の気持ちに立ち、理性的に考えると犯罪はしない。じゃあ、犯罪が少ない日本=日本人が理性的で思いやりがある?…んー、そうはならない気がする。

 

それなら電車内痴漢という犯罪が多発していることの説明がつかない。そこには理性も思いやりもない。

 

イギリスで様々な人種の人に接して来たが、特段日本人が理性的だとは思わない。国民性と理性は関連性がない。

 

じゃあなぜ日本の治安は(比較的)良いのか?

私は、私なりの答えにたどり着いた。村社会による同調圧力と監視力だ。

 

小2の娘にはこう伝えた。

 

「日本人はね、仲間意識も家族意識も強い。もし、自分が犯罪者になったら、自分の家族が辛い目に会うんだよ。『あいつは誘拐犯の子供だ』とかいじめられる。犯人も『お前は犯罪者だ』ってずっと言われる。だから悪い事を辞めるんじゃないかな。」

 

犯罪をしない理由は、被害者を思いやるからではない。村八分になり、イジメられるという、己に降りかかる火の粉を避けるためなのだ。

村八分になれば、生命の危機に関わる。

 

同調圧力や仲間意識の強さが、火の粉を激化させる。

 

幸せホルモンと言われるオキシトシンは、仲間には優しい、仲間以外には攻撃的になるホルモンだ。

産後の母親が、赤ちゃんの敵となりそうな相手にガルガルイライラしてるのはオキシトシンが原因。

 

日本は確かに、他国に比べればとても治安が良い。女子供が夜に、都会で出歩いてても犯罪に合う確率は低い。けれど、その理由が同調圧力と自己生存のためは… 

 

せっかく安全な国に住んでいながら、少し残念な気持ちになってしまった。

 

私は同調圧力は大嫌い。その大嫌いな同調圧力によって、この国の治安が保たれてるかと思うと…複雑な気持ちになる。

 

これはあくまで私の仮説で、実験も証明もしようがない。けれど、結構確信に近い。

 

電車痴漢をする理由が説明できてしまうから。見ず知らずの相手には思いやりがないからだ。

 

被害者=見ず知らずの相手=犯罪者が地元コミュニティで村八分にされる可能性は低い

もちろん、物的証拠が上がれば逃げようがないが、痴漢被害って8割方泣き寝入りしているそうで…

 

「そんな国のどこが安全なんじゃ!」とも思うが、小学生が保護者なしで出歩けるのはやっぱり安全だからだと思う。

 

母国には、同調圧力がなくても、理性的で思いやりのある、犯罪が少ない国であって欲しい。

 

いくら安全な国とは言え、それはあくまで比較論。女の子の親として、私は、護身のために必要なことを教えていかねばならないなぁ…

 

 

 

 

 

なぜ小顔に惹かれるのか?の仮説

打たれママです。久々の徒然日記。今日は「小顔は何故魅力的なのか?」についての考察です。

 

俳優、女優、モデルなど、顔が小さい方々がいる。なぜ彼らは魅力的に見えるのか?を一人で勝手に考えてみた。理由はいずれも、生殖に有利だからだ、と思う。

 

仮説①顔が小さい方が出産に有利

出産だけ、という観点で見れば、小さく生まれる方が母体の負担は少ない。私は2回出産しているが、頭が小さい赤ちゃんの時の方が傷が浅く、医療針の縫い目は小さく済んだ。その点だけでも、小顔は有利だと感じた。

 

そもそも、人間の出産はハイパー高リスク。

 

人類は脳容量をどんどん増やす方向で進化し、言語を扱い、複雑な道具も使えるようになった。最大の副作用が「出産の難易度」である。

 

通常は幅4cmの子宮から、直径10cmの物体を体内から排出することの、まあ、なんと困難なこと!

そこまで頑張っても、生まれてくる赤ん坊は、フニャフニャの非常に危うい存在。他の哺乳類にしたら、未熟児同然で生まれてくる。

 

産むだけなら、小さい胎児が楽。しかし、出生後の生存確率が高いのは大きい胎児。このジレンマの中、ギリギリのラインを狙って生まれてくる。

 

人間以外の哺乳類の出産は、ここまでハイリスクではない。助産師や医師の介添えがなくても、 スルッと産む。

 

人間以外の生き物は、生き残り&生殖を目的に生きている。出産を困難にする様に進化するはずもないのか。

物欲、自己顕示欲、承認欲求、これら全ては人間特有の欲望だと思う。じゃなきゃ宦官(生殖機能を切り取った男性)という職業が存在しえない。

 

大きい脳ゆえに、余計な煩悩を持ち、出産が困難になる。だったらそんな脳要らないんじゃないか?

 

なんて思うけど、言語を扱える脳は欲しい。

 

脱線したが、「体は大きいけど、頭は小さい」というのは良いとこ取り。出産も出生後の生存も、難易度を下げてくれる。

 

だから人々は小顔に惹かれるのだろうか?

 

※体格に比べて小顔という場合もある。(白人・黒人に多いかも?) 比較論や見ためではなく、頭の大きさを実測した方がよいかもしれない。彼らは小顔に見えても日本人の平均頭囲よりも大きいかもしれない=潜在的な出産の難易度は高いかもしれない。

 

仮説② 美形だと錯覚する

美人、美男子の定義は国・時代によって変わる。もちろん好みもある。

 

古今東西、決して変わらない美の定義は「左右対称な顔」。対称性の高さは、「優秀な体」であることを示す。

 

体内のあらゆるものは、遺伝子というデータを元に複製されている。なぜなら↓↓

顔の対称性が高い=複製の精度が高い(エラーが少ない)=生殖に有利

 

小顔と対称性は全く別の軸。

小顔だけど対称性が低い人、大顔だけど対称性が高い人もいる。

 

ここで言いたいのは、「小顔は左右対称に見えやすい」または「小顔は対称性が高いと錯覚しやすい」だ。

 

たとえば、下手くそな絵を拡大コピーすると粗が目立つ。縮小コピーすると、粗(非対称性)は見えにくくなる。

 

小顔とは、言わば顔全体を縮小コピーしたようなもの。顔の非対称性(遺伝子コピーのエラー)も縮小して目立たなくする。

 

見せかけではあるが、左右対称に見えやすい=美形だと勘違いしやすいのかな?

なんて。

 

※もちろん、本当に対称性が高い小顔も存在するのは理解いる。大顔で左右対称な顔の人が居たら、きっと相当有望な遺伝子の持ち主だろう。

 

 

見せかけの魅力度シグナル

頭の小ささ、小顔、どちらにしても、実は「見せかけ」である可能性が高い。

 

9頭身でも、身長がやたらと高い場合は頭は大きいかもしれない。小顔だから、顔の非対称性が見えにくいだけかもしれない。

 

生殖能力とは実は全く関係ないことを魅力的に感じたりする。

たとえば、女性の胸の大きさ。赤ちゃんに哺乳用に存在する胸だが、胸の大きさと母乳の分泌量は比例関係にはない。そんなことも知らず、多くの男性は巨乳が好きだったり。

 

人間の目も脳も、結構愚かなんだと思う。そして私もその愚かな目や脳を持った人々の子孫なのかな、と思うと、愚かに憤ることもなく落ち着いて見れる気がした。

 

純然たる個人的見解で、科学的裏付けもないが、これが私なりの仮説。色々考えた結果、私を含む人類のの愚かさに、少しだけ寛容になれた気がした。

 

 

 

白鳥の湖を皮肉っぽく見ると…?

今日は長女れーちゃん(7歳)と
デートしました。夏休みコンサートです♪

 


f:id:kaorikawa:20220724210728j:image

ベートーヴェンの運命、白鳥の湖(バレエ付き!)などの名曲が沢山。子供が飽きないよう、様々な工夫がされていました。

 

生演奏は、体で楽器の振動を感じれる。それがリアルの魅力。

 

コンサート後に娘とお茶しながら、白鳥の湖について解説しました。

 

−−−−−−−−−−

白鳥の湖は、白鳥の姫(実は人間)と王子様が恋をする…けれど最後は哀しい結末です。

白鳥の姫にそっくりな黒鳥(偽物)が王子様を騙して、まんまと婚約。白鳥(本物)は嘆き哀しむという物語。

−−−−−−−−−−

 

「顔だけで誰かを好きになって、顔だけで結婚しようとすると、ロクでもない展開になるよ」  

 

音楽の教育だけじゃない。こんな身も蓋もない事も、子供に教えてる私って…果たしていいのだろうか苦笑  


(´・ω・`) 皮肉過ぎるだろ。

 

見た目は大事だけどね。見た目だけで判断するのはマズい。

 

「また来年も来たい!」

私の解説はともあれ、娘がそう言ってくれて、良かった♪

 

めくるめく小学 2 年生の世界

打たれ弱いママ Kaori です。

 

かなり久しぶりの更新です。

我が家の長女れーちゃんは、今現在小学2年生。2年生ともなると、学校生活には慣れてくる。

 

だからこそ、謎の珍事件が多発しているらしい。れーちゃんの話を聞く度に「えぇ?!」と驚いている。

 

学校生活に慣れるとどうなるのか。

 

良い面は、落ち着いて来ること。

悪い面は、…人間関係のごちゃごちゃが始まるということ。

 

珍事件の具体例を、お伝えします。

未就学児・小1のお子様がいる人にオススメです。

 

その1 ムカつく相手に…落書き事件

👧「AくんがBくんの机に『バカ』って書いちゃったから、怒られてたよ。」

 

私「ええ?!この間もそんな事言ってなかった?」 

 

👧「それは、C君が、D君のランドセルに『アホ』って書いちゃったの」

 

いずれの場合も、油性ペンで書いてしまったそうで。オイオイ…なんでそんな事するかな…

 

とは言え、私も身に覚えがある。

 

子供の頃、姉妹喧嘩した後、怒りのあまり、相手のランドセルに落書き。(自分が加害者か被害者か、忘れたが、多分加害者であっただろう)

 


f:id:kaorikawa:20220603212401j:image

 

その2 トイレでペタペタ事件(事故)

間違えて誰かの手を踏んでしまった!!

そんな事故は時たま起きる。

 

それが起きた。小学校のトイレで。

 

山田くん(仮)が、なぜかトイレの床をペタペタ触りながら遊んでいた。

そうとは知らない鈴木くん(仮)がトイレに入ったら、山田くんの手@トイレの床を踏んづけてしまった。

 

イッテェェェ!!!

 

うん、そりゃ痛いよ。しかし、なぜトイレの床をペタペタ触ってるのだ?

 

担任の先生は、仕事として喧嘩の仲裁をしたものの、「なぜそうなったのか」に対する笑いを堪えるのが大変だったらしい。

 

この事件を経て、長女れーちゃんは「自業自得」という言葉を学んだ。

 

その3 スカートめくり事件

これは女子同士のスカートめくりらしい。

ちょっと気に食わない事があると、仕返しにスカートめくりをしてくる女子がいるらしい。

 

とりあえず、れーちゃんはスカートの下にレギンス・スパッツで対応。

 

1年生の頃は、親が何度注意してもスパッツを履かなかったが、スカートめくり事件以来、スパッツ着用率が上がった。

 

学校に慣れてくれたのは、非常に嬉しい。日々楽しそうに通っており、「GW中も学校に行きたかった」と言うほど。 

 

けれど、お友達関係も少しずつ変化している様子。

去年仲良しだった子と、「もう遊びたくない」と思ったり。今年から仲良くなった子も、引き続き仲良しな子も。

 

保育園時代と違って、娘のお友達の名前と顔を覚えられないし、もちろん親の顔も知らない。

 

少しずつ、親が知らない子供の世界が増えていく。ああ、順調に成長してるんだな、と感じる。

 

本当ねぇ、人でなしなのか、なんなのか。子供の成長って全く寂しくないんだよね。むしろ嬉しい。早くディベートとか出来るような年になって欲しい!!

 

しかし小2。謎の珍事件が頻発している。ベテランの先生ですら、笑いを堪えるのが大変らしい。