打たれ弱いママの徒然日記ー子育てや留学体験記など

打たれ弱いママの日々を綴ります。

昔のスキルが思わぬ所で役に立つ

あけましておめでとうございます。打たれ弱いママも、今年も徒然書いて行きます。

 

年末年始は、私の実家や主人の実家に行きました。※どちらも都内

 

そこで、私が昔培った思わぬスキルが役に立ちました。それは折り紙

 

留学のために学んだ折り紙が、15年以上経て子育てに役立った話です。

 

私は17歳で単身渡英し、結果的に6年イギリスに住みました。いわゆる留学。

 

元々は、折り紙なんて鶴くらいしか折れなかった。けれど、イギリスで何か日本文化を伝えたい、という思いから百合やアヤメなど、他の物の作り方も学んだ。

 

甥っ子(5歳)の目の前で、色々作ったら、甥っ子が感動して。それに釣られて長女れーちゃんと次女ワカメちゃんも折り紙熱が発動。

 

甥っ子:かおりちゃん、次はどうするの??

ワカメちゃん:ママ、次はどこを折るの?!

れーちゃん:ママ、できたよ!見て見て!

 

折り紙先生として、大人気に。

 

留学向けに習得した知識が、思わぬ所で役に立った。なんだか嬉しい。

 

子供たちに折り紙を教える。本当は、これはイギリスでもやりたかったこと。

が、イギリス人のお子様にはどうも折り紙は難しかったみたい…一生懸命教えたけど一人も鶴を折れなかったw

 

キレイに半分に折る。

決して几帳面とは言えないイギリス人に、少し難しかったみたい。

 

渡英した当初の2倍の年齢になって、我が子や甥っ子に折り紙を教える。なんだか人生は不思議。

 

思ってもみないところで、これまで学んだことが役に立つ。

 

そんな一年の始まり。幸先良さそう。

 

 

冬は相対性理論を使えたら…とバカな事を考える

寒波が来ているのか、昨今とても寒い。過去にイギリスに住んでいた時代を思い出す。

 

けれど、私は二児の母。子どもと一緒に寒空の下で公園に行く。ヤレヤレ…

 

行ったら、家まで帰らねばならない。寒空の下を。

 

歩きながら、ふと思った。相対性理論を。

 

E=mc2(二乗)

 

c:光の速度。秒速三十万km

 

私の脂肪1gが、この定数で燃えてエネルギーになってくれたら、相当温かいんだけどなぁ… 

 

なんて。

 

いや、ありえないんだけど。わかってるけど。

 

私は、冬になると時折こんなバカなことを考える。だって寒いんだもん。

 

もちろん、そんな勢いで体脂肪は燃えないので、寒い!寒い中、外を歩く。体脂肪は残ったまま。

 

高校時代に習った物理の知識。教えてくれた先生も、生徒がこんなアホなことを考えてるとは知る由もない。

 

娘たちが成長したら、「ママってバカだか、頭良いのかわからない」と言われそうだ。

 

無駄に培った相対性理論の知識なんて、全く活用できていない。

 

まあ、人生そんなもんかなぁ。いつ、何が、どこで役立つかもわからん。

 

相対性理論よりも、帰宅してからの一杯の白湯が、とてもとても有り難い。

 

 

30代の悪あがき逆上がり

打たれ弱いママ Kaoriです。

 

先日の週末は、長女れーちゃんと、保育園時代にお友達と遊びました。久々の再会で二人とも楽しかったようで。

 

公園では鉄棒やら滑り台やら。

二人とも逆上がりの練習をしていたので、私は補助や指導してました。

次女ワカメちゃん(4歳)も「前回りする!」と頑張ってた。

 

そこで疑問点が。

 

はて、今の私は逆上がりできるのか?

 

その昔、私も小学生時代に逆上がりの練習をした。当時、母も練習に付き合ってくれ、お手本も見せてくれてた。

 

ん…??母は、あのとき40代だったよね?軽々と逆上がりしてた??

 

30代の私は今、逆上がりができるのか?!

当然できない。やってみても上がらない。昔はできたのに、悔しい〜!!

 

諦めの悪い私。

ママ友や娘たちの目の前で、逆上がりを練習する34歳。何回も失敗しては、一回だけ成功!

 

イェーイ♪逆上がりできた〜!

 

子供よりも子供な私。

次の日はしっかり筋肉痛になる←イマココ。童心に返り、逆上がりしたのはいいものの、体はしっかり30代。

 

何事も練習するとできるようになる。

少なくとも上達するものですね。

 

腕の筋肉痛のために、ズボンの上げ下ろしが辛くて、トイレが若干不自由…ということは…できれば言及したくない苦笑。

 

 

5歳からの哲学

打たれ弱いママ Kaoriです。

基本的に勉強好きな私は、子育てに関する本も色々読みました。が!本が参考にならないことも多々。

  • 「共感ママになりましょう♪」
  • 「優しく諭しましょう」

そんなもん、出来るならとっくにやってるわ!!!

私の器の小ささ(=短気)では、実践できる内容の少ないこと。

 

怒りもせず、逆に楽しみながら、取り組む。そんなことができる本に出会えました。その名も「5歳からの哲学」。知人の哲学の学者のお墨付きの本でして、これが我が家で大ヒット中。

 

その中身、我が家ではどう扱っているのか?を紹介します。ちゃんと、5歳位の子供が理解できる内容です。

 

そもそも哲学って何?

これが難しい。いわゆる哲学に関する教育なんて、私は受けたことがない。日本の公立学校ではない。道徳と哲学は一体何が違うのか。

 

それは曖昧さ、自分の頭で考えることの大切さを知る、ということがある。

 

本はどんな内容?

こんな時、あなたはどうする?というお話が次々に出てくる。たとえば、公平性について。

一つのケーキをこぐま2匹、大きいクマ一匹の3匹で分けます。ケーキを同じ大きさに分けるのが公平?それとも大きいクマはお腹が空いちゃうから、大きいケーキを上げるべき?

こんな話が出てくる。そして、子供に考えさせる。

 

何を食べるのか、誰が食べるのか、どんな状況なのか(主食?デザート?)。それによって答えは変わる。一人一人、「公平」の定義は違うし、その理由も違う。

 

杓子定規に善悪を判断できないエピソードがたくさん出てくる。

 

我が家での進め方

  • 発言:あなたの意見は?
  • 発言:理由は?
  • 傾聴:他の意見にはこんなのがあるよ。

この3つをセットに一つ一つのお話を読む、という風に私は進めている。

 

学校の道徳の時間に習うことは、○○はしちゃ駄目だよね、という内容が多い。人それぞれ意見も背景も違う、違っていいんだよ、他者の意見も聞こう、ではない。ここが哲学と道徳の違いだと思っている。

 

自分の意見を持つこと、それをわかりやすく人に伝える。そして一人一人意見が違うと認める。どれもできるようになって欲しいことだ。

 

ちなみに、この本はイギリス人著書なので、登場人物の名前がイギリス風。ウィリアム、ジョン、エマ、サラなど。

英語を知らん子供にはわかりにくいので、太郎、次郎、花子など日本の名前に置き換えるのがオススメ。

 

娘たちが哲学に乗り気の理由

我が家のれーちゃん(小1)は結構楽しそうに、ワカメちゃん(4歳)は時には楽しそうに、この哲学の本をママと一緒に読んでる。

 

基本的には絵本のようなエピソードが沢山出てくるのと、私が楽しそうに読んでいる為、娘たちも乗り気だ。

 

結局、親が楽しむことが大切だと痛感する。

 

なんで哲学教育したかったのか?

フランス人の友人によれば、フランスの高校では文系理系問わず、哲学が必修科目だとか。しかも、結構難しいらしい。つまり、中等教育までにそれなりの哲学を仕込んでいるはず。

そのレベルには達せなくても、哲学=自らの頭で考えるを意識して欲しいと、私は強く願っている。

 

学校では教えてくれないけれど、幸せに生きるために必要なことは沢山ある。その一つが哲学。私はド素人だけど、これは楽しい。

 

れーちゃんとワカメちゃんが赤ちゃんの頃、赤子相手に「早く人間になってほしい」といつも思っていた。

 

少しずつ、人間らしい教育をできるようになって、嬉しい。哲学なんて♥

 

結局短気さ(=私らしさ)は出てしまう

娘二人と私の3人で、これをやってたら、ケンカになった、というのがオチ。

 

「今、ワカメちゃんが喋ってたの!れーちゃんは言わないで!!」

 

ケンカしだしたら、哲学教育の時間は終了。そもそも、文明的になるための教育なのに、ケンカという非文明的な行為に繋がるなら辞めるべし。私は短気なので、この辺の見切りが異様に早い。

 

うん、できれば哲学教育は最初は1:1でできるのが好ましいと思う。

 

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小1 的国語のできる人・できない人

2学期も半ば。長女れーちゃん(小1)は学校生活も板について来た。

 

👧「れーちゃん、算数は得意だけど、国語は苦手〜」

 

そんな中、こんな事を言う。

文学少女のれーちゃんが、国語が苦手ってどうして?

 

話を聞いたら、小1ならでは、おそらく小1限定の答えが帰ってきた。

 

まず、れーちゃんの文学少女っぷりを記す。

保育園時代も一番好きな遊びは絵本。不動の1位。

園内の絵本を全て読破。しかも2周以上してる、という本好き。図書館も大好き。

 

なのに国語が苦手?そんなはずなかろう。一定の読書量を超えた人は、皆国語が得意だ。

だから、詳しく聞いてみた。

 

👧「字の形を時々先生に直されちゃう」

 

とのこと。

 

一般的な国語力と、れーちゃん的国語力の定義が違うらしい。

 

れーちゃん的国語が得意な人:字がキレイ

一般的国語が得意な人:読解力がある

 

字の形が「正しく」ないから直される。減点される。

そんなことしてたら、多分、ママ(私)の回答はほとんど × ですよ。だって基本が乱筆だから。

 

れーちゃんが練習しているピアノの楽譜に文字を書き込むと、注意される。

 

👧「ママ、『す』はちゃんと上に棒が出るんだよ!」

 

など。

 

れーちゃんにとっては、字の美醜は一大事である。だからこそ、国語が苦手だと思っている。

 

そんなことないのに。

もしそうなら、私は概ね × になってまう。

 

そもそも、国語ができないと、算数の文章題は解けない。だから、れーちゃんの国語力はひとまず大丈夫そう。

 

ちなみに、私は子供の頃、国語は比較的苦手だった。質問に答えるのが苦手だった。

 

「作者が伝えたかったことを、ア・イ・ウ・エから選ぶ」よりも「自分がどう感じたか」を書きたかったために。教育現場では、読書感想文以外では、私の意見なんて求められていなかった。

 

少しずつ学習した私は、だんだんと国語もできるようになっていったが、比較的苦手科目であり続けた。

 

れーちゃんは、私ほど変な反骨精神や強い意見がある子供ではないかもしれない。

 

けど、ちゃんと思って欲しい。

 

出題者の質問に答えるだけではなく、自分の意見も伝えていいんだ。

 

学校のお勉強では、意見なんて求められないかもしれない。けど、自分の意見を持って、それを伝えることは許されるんだ、求められてるんだ、皆と違っていいのだ。

 

と。

 

だから、お家では、読んだ本の感想をしっかりと聞きたいな。

 

 

学校ではなければ、体験できないことも沢山ある。

 

学校では学校ならではの体験を、

お家では、学校ではできないことを、

大事にしたいな。

 

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北斎美術館に行っても理系っぷりを発揮するれーちゃん

打たれ弱いママ Kaori です。最近着物にハマっております。

 

 

本日東京は晴れ。寒くなって冬に近づいています。私は今日は、長女れーちゃん(小1)と両国のすみだ北斎美術館に行ってきました。

 


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美術館に行ったのに、「れーちゃんってば理系なんだな」と感じました。

 

葛飾北斎と言えば、富嶽三十六景

 

 

浮世絵に風景画という文化を入れた、日本人ならば誰でも知ってる画家です。なんなら、殆どのフランス人も葛飾北斎を知っています。

もしかしたら、あらゆる分野を越えて、一番有名な日本人かも。

 

 

れーちゃんと一緒に、色んな絵を見ました。

 

富士山、吉原の遊郭、牡丹と胡蝶、各地の滝、金太郎、須佐之男スサノオのミコト)が悪者退治している図…など。

 

いわゆる有名なのはコレ↓

 


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これは版画。木の板を彫って、絵の具を乗せて、紙を乗せて、移していく。

 

 

 

その工程と道具が美術館で展示会されていた。

 

  1. 青:波だけを彫る
  2. 黄土色:舟だけを彫る
  3. 白:雲だけを彫る
  4. ベージュ:空だけを彫る
  5. 白:水しぶきだけを彫る

 

それぞれの色を一回ずつ、別々に色移ししていく。

 

いつも、完成形の絵しか見てなかったので、どんな工程で作られてるのか、考えもしなかった。

 

当時はカラープリンターなんてないんだから、一色ずつ版画するしか、量産なんてできない。

 

その工程説明動画と版画をマジマジと見るれーちゃん。

 

木の板に、波の絵が彫られている。

 

「ねぇママ、なんで木の板の波はこっち向きなのに、絵は反対向きなの?」

 

版画とは、完成形は反転する。右が左に、左が右に。

 

なぜ?

 

れーちゃんは、「なぜ?」を知りたがった。

 

なぜ?を追求したくなるのは、私の理系の血なのか、それとも子供とは「なぜ?」を知りたがるものなのか。

 

小1には、北斎の絵なんて渋いかと思ったが、案外堪能していた。

 

 

しかし。

 

私が小学生の時、彫刻刀を使う図工の授業はあんまり楽しくなかった。この北斎の版画の木の板を見てからなら、楽しく図工もできたんだろうか。

 

娘たちが学校で彫刻刀を使う時が来たら、またその時も北斎の版画を見せに、この美術館に来ようと思った。

 

すぐ隣に公園もあるし、子連れに案外オススメです。

 

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元いじめられっ子ママの心配事

打たれ弱いママ Kaori です。

 

先日は長女れーちゃん(小1)の遠足でした。久々にお弁当を作りました。

 


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冷凍食品はありがたい!

卵焼きはありがたい!

 

せっかくのお弁当ですが、コロナ対策のためにお外でピクニック…とはならなかった様子。

 

遠足は午前中のみ、お昼には学校に戻り、教室の自席でお弁当を食べるという流れだったとか。

 

これを聞いてね、元いじめられっ子ならではの心配事が一つ解消されたのです。

 

対面にならないように、いつもの給食みたいに個食。

 

「仕方ないけど、味気ないね〜」

 

これが主人の反応。

けれど、私の反応は違った。

 

私はね、これを聞いて、実はちょっと安心した。

 

「お弁当を誰と食べよう?一人だったらどうしよう?」

そんな心配をしなくて良い…と。

 

教室に戻って自席で食べるのであれば、クラス全員が一人で食べる。

 

一人でお弁当を食べないといけない辛さを、

周りに変に思われないために「今日は誰と食べよう」探す悩みを、

 

私は知っている。

 

れーちゃんにそんな思いをさせなくて済むのだ。一つ、心配事が減った。

 

れーちゃんにもちゃんと友達はいるし、グループでお弁当を食べることになっても、きっと一人ぼっちにはならないだろうけど。

 

いくら親が気を揉んだ所で、子供のお友達付き合いをどうすることもできない。だけど、心配せずにはいられない…!

 

子供側にしたら、親の心配なんて迷惑なんだろうけど、辞めれない。親という生き物の習性なのだろうか。

 

いくら親が気を揉んだ所で、子供のお友達付き合いをどうすることもできない。

 

味気ない教室で食べる個食のお弁当。

 

味気ないというデメリットに焦点が当てられがちだけど、メリットもある。

 

何事にも、陰と陽があるんだなぁ。

 

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ワカメちゃんのお月さま

子供の「なんで?」にどこまで真剣に答える?

ーーーーーーーー

 

今日は中秋の名月ですね。

あいにくの曇り空、けれど。

 

澄み切った空だった昨晩は散歩しながら、綺麗なお月さまを娘たちと見れた。

 

子供の「なんで?」という質問。
まともに答える時もあれば、適当に答えることもある。

 

今回は、適当に答えた結果、とってもかわいらしい発言を子供から聴けたという話。

 

👧「お月さまはどうしてずっと、ワカメちゃんのこと見てるのー?」

 

次女ワカメ(4歳)が質問してきた。

 

えーと、月と地球は38万km 離れている。地球上の物体が少し早く動いた所で、月との距離は誤差範囲だから・・・・

 

なーんて説明を、4歳にする程野暮じゃない。

けれど、4歳児にわかるように、原理を説明する自信もない。

だから、私は逃げた。

 

「んー、ワカメちゃんがかわいいからじゃない?」

 

そしたら、ワカメちゃんノリノリになって。

 

👧「ワカメちゃんがかわいいからなの❤?じゃあお月さまが見えない時は??」

 

追加の質問が来た。

 

「んー、おねんねしてるんじゃないの?」

 

私の理系魂いずこへ。

 

👧「おねんねしてるの?じゃあ雲が毛布なの?お空が枕なの?」

 

可愛らしいことを言うじゃないか。理科教育ではないけど、これはこれで情緒がある。というか、かわいい。

 

暗室を宇宙に見立て、懐中電灯を太陽に見立て、月の満ち欠けを観察する。昔、私の母がそんな家庭内実験をしてくれた。こういう経験を経て、私は理学部に進んだ

 

けれど、4歳児はちょっと、家庭内実験には早いかな。

 

ワカメちゃんったら、昔はこんなかわいいこと言ってたのよ~♪

なんて伝えたいなぁ。そして、ちゃんとした家庭内実験もやりたいな。

 

さて、何年後なのかな。

 

基本的には、子供の「なんで?」にはちゃんと答えるのに、こればっかりは適当にしてしまったわい。

 

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娘の夏休み明けの日、寝坊した○を見た

長女れーちゃん(小1)の夏休みが明けました。コロナもあり、分散登校でのスタート。

 

夏休み、コロナの影響もあり、ほとんど一緒にお出かけはできず…。

 

その中でも数少ないお出かけが、近所の博物館。一緒に着物や日本画を楽しく見て、着物の塗り絵をして…

 

そんな夏休みの思い出を反芻しながら、2学期(お弁当なし生活!)を迎えたかったのが。

 

昨日(9月1日)の朝に見た夢は、「全員が寝坊する夢」でした。

 

2学期初っ端から寝坊。

 

 

私:寝坊!!大幅な遅刻!遅刻する時は親が付き添わなきゃならないじゃん!親二人とも仕事時間に被る!無理!これからセミナー開始するのに。

 

主人:じゃあれーちゃん学校休んじゃえばいいじゃん♪

 

私:何言ってんの?!それじゃますます仕事にならないでしょ。

 

 

ハッと目覚めたのが朝6時半。全然寝坊してなくてホッとした。

 

あー夢で良かった。

 

私の深層心理は一体何を恐れているのか…

 

今のところ、正夢は経験したことない。なくて良かった。

 

無事に給食も開始。親としては非常にありがたい。お弁当を作る毎日から解放された。

 

 

 

 

 

 

 

朝日新聞「みらのび」でインタビュー記事を書きました

朝日新聞「みらのび」で、ロボット開発者の林要さんのインタビュー記事を書きました。


https://miranobi.asahi.com/article/12181

 

林さんのお話は、「普通じゃないエピソード」が盛り沢山で、ワクワクしながら書きました。

 

  • 「うちの子はチームワークが足りないかも」
  • 「親の言うことを聞かない…」

 

というお子さんにとって、朗報が詰まっている記事です。

 

そんな林さんが開発したロボットが、次女ワカメちゃんが通う保育園に、期間限定で遊びに来ています。

 


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※出典 https://lovot.life/


「お鼻を触ると『くすぐったいよ〜』ってニコニコ笑うんだよ!!」

 

ワカメちゃんは楽しそうに私に報告してくれました。今月いっぱいで、ラボットちゃんは別の保育園にお引越しするそうで、少し寂しげなワカメちゃん。

 

今のうちに、たっぷりロボットと遊んで欲しいな。


自分が仕事で関わったものに、我が子が触れる機会がある。それってとっても嬉しい物だなぁ、と実感しました。

 

チェスボード上の親孝行

先日は父の誕生日でした。

 

子供も孫も女だらけの父だけど、家族の誰よりもカワイイもの・キレイなものが大好き。だから、こんな可愛い白くまちゃんケーキを。

 


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「この年になると、もうおめでたくもない。」

 

本人はそう言うけれど。こんなコロナ禍の中も無事なこと、この一年を一日を生きてる後、と、なんだかんだ子孫もいること、どれもめでたい事だと思う。

 

父は、カワイイもの・キレイなものが好き、と言えど、それを大っぴらには見せない。ツンデレなのか、天の邪鬼なのか、世代なのか。

 

だから、孫への愛も、ストレートではない。

 

そんな父に、ちょっとした親孝行をした。それは「孫に物を教えるように仕向ける」。

 

なぜって、父は、物を教えるのが大好きだから。教授だし、坊主だし、職業がためか。


馬が合わないせいか、同族嫌悪なのか、子供時代の私と父は衝突することも多かった。それでも、何度か、父ととても楽しい時間を過ごしたことをよく覚えている。

囲碁、チェス、バックギャモン、上品な箸の持ち上げ方

父が何かを教えてくれている時は、父がとても楽しそうだったを、よく覚えている。


チェスの初歩的なルールなら、私も娘たちに教えれる。けれど、父に教わるように仕向けた。


面倒くさそうな振りをしながらも、内心楽しみながら孫にチェスのルールを教えているのが、伝わって来た。


チェスに挑戦してみた長女れーちゃん(小1)。れーちゃんは、私よりもずっとチェスに適性がありそうだ。

6歳にして、(ほぼ)初挑戦で既に、3〜4手先を考えて駒を動かしていた。そしてボーッとしていた私は負けた。(相手は初めてだ、と思って舐めてた)

 

ちなみに、私は2手先も考えられないおバカ30代。短気なのか、短絡的なのか。

 

早く人間になってくれ

 

子供たちが赤ちゃんの頃、赤ちゃんって宇宙人だと思ってた。わお世話の仕方がよくわからず途方に暮れ、こんなことばかり思っていた。

 

生まれたての頃は、母乳かミルクしか飲めない。離乳食の間は、ケーキなんて食べれない。

 

大人と同じケーキを食べて、おじいちゃんのお誕生日を一緒に祝う。

おじいちゃんと一端にチェスを対戦するなんて、なんか成長したんだなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「方丈記」って実は物凄くネガティブな作品

日本三大随筆と言われる「方丈記」を、大変今更ながら全文読んでみた。

 

  • 鴨長明さんって物凄くネガティブだな
  • やっぱり随一の文学作品を書く人の感性は凡人と違う(私は逆立ちしても、敵わない風流さ)

 

こんな感想を持ちました。以下、詳しく書きます。

 

鴨長明さんのネガティブさ加減

ぶっちゃけ超ネガティブ。それが第一印象。人間は様々な選択をして生きて行かねばならないが、そのいずれの選択もデメリットだらけである、と彼は書いている。

たとえば…

 

  • 都会VS田舎:都会に住めばせせこましい。田舎に住めば広々してるけど、いつ山賊に襲われるかわからない&不便。

 

  • 周りに合わせて生きるVS自由に生きる:自分の心を殺して周りに合わせて生きれば平穏に生きれるけど、心の中がぐちゃぐちゃ。周りを無視して自由に生きれば、狂人扱いされる。※これに関しては、私なら狂人扱いされる方を選ぶ。

 

  • 一人で生きるVS家族を持つ:家族が居れば支え合うこともできるが、食べ物を奪い合うことにもなる。愛する人が先に餓死するような事が起きうる。一人で生きれば、愛する人が先に死ぬ心配も、喧嘩する心配ないが、支えてくれる人もいない。

 

  • 出家するVS俗世で生きる:俗世で生きるのが苦しくなって出家したのに、全く仏のような心持ちになど成れないこのギャップ。出家した意味あったのか、コレ?

 

などなど。「どの道絶対、不幸じゃないか!!」という記述が非常に多い。

 

嵐が来る。火事で京の大半は燃えてしまった。不作で皆が飢え、乞食が増えたけれど、食べ物を恵んでくれる人もいない。

民を置き去りに、貴族達は福原に行ってしまった。

その上疫病が流行って、遺体がゴロゴロ転がってる。

 

この世は地獄だ!

 

と言いながらも、鴨長明さんは、何気ないこの世の美しさを見つける名人でもある。凡人の私ならば、全く心が動かないような普通の光景に、鴨長明は感動し、それを書き残している。

 

ごくごく普通の事に感動する鴨長明の感性

 

たとえば朝露。朝顔の上の水滴を、「朝顔の住人」と呼び、朝顔を「露の住処」と言ふ。

露が永遠に朝顔に居続けることができないのと同じ様に、朝顔が咲き続けることもない。無常で儚い。

 

果敢と書いて、「果敢ない(はかない)」。

朝顔の上の朝露と同じ様に、人の命も同じく果敢ないものだ。

 

長女れーちゃん(小1)の母である私は、朝顔を日毎に眺めている。朝顔の上の水滴の、その存在すら気づかない私の心が、ここまでは動くまい。

 

よもや、露の儚さと人間の果敢なさを重ねて見るとことなどあろうはずもない。

 

ここに、「いや〜、やっぱり鴨長明の感性は、全く以て非凡だ」と感じた。私もライターの端くれだが、彼に遠く及ばない。

 

私は何かに儚さを感じる、というよりも、儚いのは私の意志かもしれない。意志薄弱

 

健康のために、ポテチ辞めようかな〜と思っても、結局大好きだから辞めれなかったり。

 

子供と居るのに、ついスマホ見ちゃったり。仕事すべきなのに、ボーッとしてしまったり。

 

それでも、私は生きている。

私も相当なネガティブであるが鴨長明には負けた。ネガティブさも極めれば、芸術的な文学作品にも繋がるのだ。

※その他の私のネガティブエピソードはこちら

 

今更ポジティブな人間にはなれそうにもないので、いっそネガティブを極めるのも良いかもしれない。

 

陰が極まれば陽となるわけだし。

 

ネガティブも、そう悪いことではない。この世の芸術作品の多くはネガティブな感情から生まれている。

 

貴方のネガティブ感情も、大事にして極めてみてください。

 

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