初めての連弾が成功した
長女れーちゃん(5歳)は、2020年の夏にピアノを習いはじめた。
ほぼ毎日練習を続けている。れーちゃんに合わせて分析しているママ(私)の励ましがあるとは言え、コツコツ続けてるのは凄いことだ。
このコツコツと支える私と、れーちゃんの努力の実りを感じる出来事があった。それは初めての親子連弾の成功。
れーちゃんがピアノを練習中している姿を見ると、私自身の幼少期を思い出す。まったく練習していなかった自分を。我が娘とは対照的な、「やらされてる感」満載な自分を。
小さい頃の私が、同じピアノの席に座っているのが、見えるような見えないような。
私もこんなに励まして貰えてたら、頑張って練習できたいたかもしれないのに
こんな思いが沸いては消え、消えては沸く。
習い始めの頃こそ、「2分だけでいいから練習して〜!」と私からお願いしていたものの、最近のれーちゃんは毎日30分程度練習している。日によってはもっと長くピアノに触っている。すごい集中力だ。
私が子供の頃は真面目に練習していなかったが、こうやって娘の練習のサポートをできる位のスキルがあって良かった。
練習の成果のおかげか、2冊目の楽譜の本の終わりが見えてきた。最後の方のページに連弾の曲があって。
れーちゃんが主旋律(メロディー)を、私が副旋律を弾くという連弾。
れーちゃんの主旋律の練習に付き合い、下手っぴな私も副旋律の練習をして、なんと、れーちゃんが生まれて初めての連弾が成功した!!
音を間違えないように弾くと、リズムが少しズレたりする。れーちゃんに合わせようと頑張って、私が音を間違える。またはれーちゃんがリズムを間違えたり。
そんな事を何回も繰り返しながら、ちょっといびつなリズムの連弾が初めて成功した。
夏から始めたれーちゃんのピアノ。年の瀬のこの時期に、初めての連弾が成功した。大変な事が多かったこの年の、一つの大きな達成だった。
緊急事態宣言中に保育園がお休みで、24時間子供たちと一緒にいなければならない時期は辛かった。本が破けて子供の面前で大泣きしたこともあったなぁ。感染者は増え、自粛が必要な事は今も変わらない。
けれど、丸2ヶ月間二人の未就学児と24時間生活した時期を乗り越えたら、今の年末年始休暇なんて大した事はないな〜と感じたり。昔ほど連休が怖くない。
色々あったけど、連弾という形で、今年の成果を感じることができたのは、とてもとても嬉しかった。形になるってやっぱり嬉しいね。
連弾の動画は…ちょっと恥ずかしいので、Facebookグループ「打たれ弱いママ日記読者の会」のメンバーのみに公開しますね。
連弾動画を見たいな〜という方は、ぜひグループに入ってください☺
今年も一年ありがとうございました。
明日も記事を書くかもしれないけど、まずは今日の記事でもご挨拶を。
皆様、よいお年をお迎えください。
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なりたくもなかったズルい大人
「大人ってズルい!」
そう思った事はありませんか?
そして、「自分はズルい大人だな」と思った事はありますか?
大人ってズルいなぁ。
子供の頃はそう思っていたのに、自分がズルい大人になってしまったことを感じる。それも、我が子相手に。その訳は…
長年使ったもの、愛着のあるものを手放す。ベビーカーを手放すことにセンチメンタルになっていた私ですが、次女ワカメちゃんは強く未練が残っていたようです。
ベビーカーに全然乗ってはいないものの、次女ワカメちゃん(3歳)にとって、ベビーカーは大事なものだった様子。
やだ!!
ベビーカーを人に譲る話をした時、ワカメちゃんは嫌がっていた。
ママ:ベビーカーは小さくて歩けない赤ちゃんのためのものだよ。だから、赤ちゃんのお友達に譲ってあげよう?
やだ!ワカメちゃんが小さくなったら、また乗るもん!!
(ママの心の声:おお、そう来たか。決して貴女が今より小さくなる日は来ないが、そこを否定してもきっと通じないし、むしろ余計にゴネるだろう)
ママ:そっか。じゃあもしワカメちゃんが小さくなったら、違うベビーカーを買ってあげるね。それでいいかな?
うん!!かわいいやつにしてね!!
大きくて丸いお目々を輝かせて、ワカメちゃんはそう言った。
なんだか罪だなぁ。
私は嘘は嫌いだ。上手に嘘をつくこともできないし、騙されることもできない。見栄えの良い建前をおぞましく思う。たとえクソみたいでも、本音を聞きたい。結局、後々その方が揉めないのだ。
そう思うタイプ。それなのに、我が子に対してズルイ対応をしている。
せめてもの言い訳は、私は嘘はついていない、と言うこと。
もし、もし仮に、本当にワカメちゃんが小さくなったら、赤ちゃんに戻ったら、私はベビーカーを買ってあげる。
そう言った。「小さくなったら」という条件付きの約束。その条件は、決して満たされる事がない。
果たされない約束を、私はしてしまったのか。
「貴女はもう小さくなんてならないよ」
「小さくなったら、新しいベビーカーを買ってあげるよ」
現実を伝えるべきか、果たされない約束だとしても子供に少し寄り添うべきか。
後者を取った私は、なんだかやっぱりズルイ大人だなぁ、と思った。自覚しているのに、意図的にズルい大人になる日が来るなんて、あの頃の私にはなんて言い訳したら良いのか。
これまで「ズルい」と思っていた大人達は、それ程ズルくなかったのかもしれない。
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食べるな危険-ベビーカーからの発掘品
先日、5年間お世話になったベビーカーがお嫁に行ったことで、センチメンタルになっていました。
二人の姉から、出産祝いとして貰ったベビーカー。私の実家(お寺)のお檀家さんの所にお嫁に行きました。譲った相手である新米ママは、私が小さい頃に一緒に遊んだ存在。そんな相手に、このベビーカーを譲れるのは、なんだか嬉しい。
取り外し可能な部分はすべて外して、手洗い。ありとあらゆる面を綺麗に拭く。
そしたら、物理的にも心理的にも「えぇ?!」という物と遭遇しました。貴方の家の中にも、ベビーカーの中からも、同じ様な魔物が出てくるかもしれません苦笑。
ハンドルを、バーを、タイヤを拭き拭き。
ベビーカーの座面とその下のプラスチックの部分の間を拭いている間、もう出てくる出てくる。ゴミやホコリが。
いつの日かに紛失したと思っていた髪ゴムやホコリ。この辺までは想定内なのですが、面食らったのは……
※その昔、私の落書き用Instagramに投稿した絵です
たまごボーロのかけらが、ベビーカーの下の方に眠っていた……
怖!!!
⚡タベルナ、キケン⚡
3秒ルールなんてものがあるが、このたまごボーロは一体どれ位の歳月が経っているのだろうか。
譲る前に、これ以上ない、これまでで最高のお手入れをする。
ベビーカーの嫁入り先が決まった時に、そう決めていた。
ベビーカーのためにも、これからベビーカーに乗る赤ちゃんのためにも、キレイにして良かった。
さあて。
育児用品、摩訶不思議。あなたが使ってるベビーカーやチャイルドシートにも、年季の入った謎のゴミやホコリが紛れ込んでるかもしれません苦笑。
愛しいベビーカーよ、幸あれ。
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愛しいあの子の嫁入り
5年以上前に我が家にやってきたベビーカーは、新しい嫁入り先が決まった。
長く自分がお世話になったものに、別れを告げる。必要としている人に、譲る。
それは必然の事。だけど、胸の奥が少しだけ、キュッとする。
長女れーちゃんが赤ちゃんの頃から、ずっと使っていたこの茶色のベビーカー。これは、二人の姉が出産祝いに贈ってくれたものだった。
三姉妹の末っ子という立場柄、あらゆる事において先達が居て、お下がりがあった。されど、出産に関しては姉という先達がいなかった。
「ベビーカーってどうやって使うんだろう?」
そんな初歩的な疑問を持ちながら、真新しいベビーカーと向き合ったのが、昨日のことのように感じる。5年以上も前なのに。
これまで、私は子供たちの成長を寂しく思ったことはない。
昨日よりも今日、今日よりも明日、もっともっと可愛くなり関係の深まる我が子達が目の前に居るから。それに、「早く人間になって欲しい」とすら思っている。
なのに、今日初めて、5年前の出来事が昨日の事かのように感じた。
- 出産前に狭い玄関でベビーカーの片手開閉を練習したこと
- エレベーターがある道順を必死で探したこと
- ベビーカーに長くは乗ってくれずに結局抱っこしながら歩いたこと
- エレベーターが見つからず、ベビーカーごと持ち上げて階段を上ったこと
- どうやったら泣き止むのかわからず、とにかくベビーカーを押し続けて寝かしつけたこと
- やっと眠った赤ちゃんを起こしたくなくて、帰宅しても玄関内でベビーカーにそのまま赤ちゃんを寝かせていたこと
ベビーカーには、本当にお世話になった。
ベビーカーでお昼寝させたり、椅子代わりにしておやつを食べさせたり。
一緒にお花見したり
ベビーカーから立ち上がって脱出しようとしたり、
結局ベビーカーに乗ってくれなくて、ただの荷物置きになってたり。
使わなくなったものを、手放す。
お嫁に行く。
ベビーカーが自分の手元を離れると決まった瞬間、これまでの思い出がわーっと一気に押し押せてくる。
我が家は合計3台のベビーカーを使ったことがある。一人乗り1台時代、一人乗り✕2台時代、一人乗り+二人乗り時代があった。
二人乗りベビーカーを友人に譲った時は、こんなに感慨深くならなかった。超愛用していたが、「やれやれ、やっと狭い玄関から荷物が減った」と爽快だった。
今回は違う。
もちろん、荷物が減り、玄関がスッキリするのは嬉しい。けれど、どことなく胸がキュッとするのだ。これは寂しさなのだろうか。
ベビーカーが新しいお家に行く前に、キレイにお掃除してあげよう。
そう思った。「今までありがとう」の思いを込めて、お手入れしてあげよう。
手放す時こそ、とびっきりの手入れをしてあげたい。
これまでこんな風に思ったことは、あんまりなかった。これも私の心が、進歩した証かしら。ほんの少しだけでも。
娘を嫁にやるって、こんな気持ちに近いのかなぁ。
ベビーカーは「我が家にはいらなくなったから手放す」だけど、嫁入りとは「子供にとってママがいらなくなったから」なのかなぁ。またはママよりも大事にしたい物ができるからなのか。
「母親ってのは、子供にとっては本妻みたいな存在」。数年前にそんな風に思っていたが、いつか本妻ですらなくなる日が、来るのかなぁ。
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5歳児的流れ星への対応
宇宙の話は好きですか?
宇宙にまつわる絵本を読みながら、れーちゃんはとても子供らしく可愛らしい事を言ってたので、記録しておきたくなった。
流れ星って何?
流れ星はなんで流れるの?
流れ星はなんで消えるの?
貴方なら、5歳児になんと答えますか?
宇宙の成り立ちの話は面白い。私も、理学部出身の理系オタクとしては興味がある分野。が、主人の方が宇宙に対するロマンを感じている様子。
私が興味があるのは、分子・原子レベルの話。主人はもう少しマクロ的に見ている。
父娘で宇宙の絵本を読みながら、流れ星の話になった。
「お願い事をするんだよね!」
ウキウキそう話してくれるれーちゃん。都会で育ち、流れ星なんて見たことないんじゃないか…それでもこんだけウキウキできる。想像力の賜物。
その時の会話がコレ↓
パパ:流れ星はなんで消えるんだと思う?
れーちゃん:んー……わかんない。
パパ:あれはお星さまが燃えてるんだよ。燃えるのが終わるから、消えるんだよ。
れーちゃん:え!!燃えてるの?じゃあ消防車の人に消して貰わなきゃ!!地球が燃えちゃう!
なんとも可愛い発言。ここで私が会話に乱入。
ママ:消防車のホース、お星さまに届くかなぁ?
れーちゃん:長いハシゴを使えば大丈夫だよ!!
どんなに長いハシゴなんだろう。
そういえば、半年くらい前に図書館で借りた絵本には、月まで届くかな長ーい長ーいハシゴが出てきたなぁ。それを思い出したのかな。
宇宙関連の研究者は、ハッキリ言って変態だ。なんの実験をすることもできず、遥か遠くにある星や月をひたすら眺める。それだけで、「宇宙はビックバンから始まった」なんて事が証明されたり。
燃えてるお星さまは、今日も地球には落ちてこない。良かった良かった。今日も平和だ。
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私は、本を書いて見たくて、電子書籍出版の準備中です。読者さんと一緒に作って行くためのグループを作りました☺
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次女ワカメちゃんが初めてドライヤーをできた日
ついにこの日がやってきた…!!
それは、「私が自分の髪の毛だけを乾かせば良い日」が!!!
長女れーちゃんに続き、次女ワカメちゃんも自分でドライヤーを使うようになったのです!!
これまでママがドライヤーするしないで揉めた事も多々。その日々に、段々と終わりが近づいてるのかもしれない。
私とは心が狭く、気が短い人でして。髪の毛を乾かすのが面倒なんです。自分の毛も、娘たちの毛も。
が、濡れたまま寝るのは風邪をひくし、そもそも美髪から遠のくのであり得ない。乾かすしかない。
れーちゃんの髪をドライヤーで乾かしてあげるあげない問題で喧嘩をして、「自分ってダメ親」自己嫌悪ループに入ったこともあったなぁ。
先日、ワカメちゃんの3歳の七五三撮影が済んだ。腰まで届きそうなワカメちゃんの長い髪を、やっと切れた。ロングからセミロングへ。
おかげでドライヤー所要時間は半減!試しにワカメちゃんにドライヤーを渡したら、一生懸命乾かすではないですか。
やったぁ〜〜!
れーちゃんも自分で髪を乾かせるし、ワカメちゃんもできるようになった。
時々は「自分でやりたくない」という日も出てくるだろう。それでも、着実に一歩前進したことが、私は嬉しい。
ドライヤーでは一歩前進。私の知らない所で、使用済みオムツが洗濯カゴに入っており、吸水ポリマー事件が再び起きたのも今日。
(「オムツ入れないでって言ったでしょーーー!!」と結構キレてました(´・ω・`))
もう数えたくもない吸水ポリマー事件。それと同じ位の回数、またはそれ以上沢山の「小さな前進」がこれからもあるのかしら。
洗濯機の周りに散らばった吸水ポリマーを掃除しながら、そんな事を思う。
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10年来のアイツが壊れた日
物側の気持ちに、なってみたことはありますか?
パキンっ
あいつが壊れた。
ドア上部をまたがせるフック。
お客様のコートをかけたり、洗濯物用のピンチハンガーをかけたり。随分と使っていたアイツ。
思えば、10年前にイギリスから帰国して、日本で一人暮らしを始めた時に購入したものだった。
100円ショップで買ったアイツ。なんだか急に、寂しい。不便になる以上に、寂しい。
100円ショップのプラスチックの安物。特にこれといった思い入れはなかった…はずなのに。壊れるまで、全く何も思っていなかったのに。破損の原因は、明らかに経年劣化。
「長い間負荷がかかり壊れた」という物理的な現象に、何故か歴史と哀愁を感じてしまった。
10年前に一人暮らししていた頃を思い出す。グレーのカーペット張りのワンルーム。四角い形ではなく、多角形の変な形の部屋だった。そのいびつさとは異なり、「私はこれから社会人だ!ルームシェアならぬ初めての一人暮らしだ!」なんて前向きに思っていたっけ。
ドアフックは、きっとすぐに新しい子がやってくる。なくちゃ困るものだから。
今日壊れてしまったアイツは、忘れられて行くのだろうか。正直これといった思い出もないのに、つい、「ドアフック側に気持ち」になってしまった。
私は時折こうやって、「物側の気持ち」になる。たとえば、スリッパ、パンツ、ストロー。
物側の気持ちになる事には、こんなメリットがある。
- 人間って色んな感情があるんだな
- 色んな見方があるんだな
- 自分って、案外想像力豊かなのかもしれない
ちょっと、いや、相当変な事はわかっている。何かか壊れた時、暇な時、眠いけど眠れない時など、物側の気持ちになってみることをオススメします。なんの科学的根拠もないけど(笑)
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○○泥棒と善良なボランティア
打たれ弱いママ、かおりです。
子供には、どこまで現実を教えるべきでしょうか?それは何歳からでしょうか。
とある休日の昼下り、子供たちと公園へ。そこでゴミ箱から缶を集める人を見て、長女れーちゃん(5歳)は言った。
「ゴミを集めてるんだね。偉いね。」
なんだか複雑な気持ちだ。缶だけを集めている人は、善意のゴミ拾いの人とは違う。多分、資源泥棒。
それでも、バイアスも余計な知識もない子供には、「ゴミを集めてる偉い人」に見えるらしい。
これまた、子供の曇りなき眼だ。
同じ景色を見ているのに、バイアスもなく、れーちゃんは純粋な心で観察している。
あえて、資源泥棒の話をする必要はないと思った。いつか、れーちゃんが自分で気がつくその日まで。
子供に現実を教えるべきか、夢を見続ける方が良いのか。サンタさんという仕組みは子供がいつ気がつくのか、教えるべきか隠すべきか。
現実を知らずに夢を見るのは何歳までならいいのか。子育てとは、な正解のない質問だらけ。
きっと、親がその答えもわからないまま、大人になっちゃうんだろうなぁ…。
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長女れーちゃんのお泊り保育で気づいたこと
昨日は長女れーちゃん(5歳)のお泊り保育だった。
年長さんであるれーちゃんのみ、お泊り保育なので、次女ワカメちゃん(3歳)にとっては初の一人っ子ナイトだった。
今夜はやたらと静かだ。
れーちゃんがお泊り中は、とにかく静かに感じた。いつもなら、ギャーギャー(子供)、ガミガミ(私)している食卓が、急に静かに感じられた。
ワカメちゃんは、プラスチックケースの「プラマーク」を探すのにハマっていて、ドレッシングの入れ物を見ては「あ!プラ(のマーク)!!」と言っている。
いつもの私:プラマークに関することはスルー(それどころじゃない!!)
れーちゃんがお泊り保育中の私:「ワカメちゃん、ここにもプラマークがあるよ。」と言う
主人に言われたのです。「かおりちゃん(私)が、食事中初めて子供に構った!」
いやいや、私いつも色々構ってるじゃん?子供のために、水を取ったり、箸やおかわり用意したり、「肘をつかない」「クチャクチャ食べない」、などなど。
主人曰く、食事に必要な事・躾以外で、子供たちにこういう風に構うのって、もしかして初めてじゃないか、と。
そう、いつもの食事中は忙しい。
- おかわり・飲み物の用意
- 「あのね、今日お友達の○○ちゃんとね…」という話を聞く✕2人分
- お食事マナーを注意する
- 自分の食事を食べる
これを同時進行しているので、「プラマークが〜」の優先順位なんて最下位に近い。
今まで私が無視してきたに近い「プラマーク」。お世話・相手をする子供が一人に減った途端に、プラマークに言及できる程の余裕が生まれたのだ。
昔は、子供一人居るだけでもヒーヒー言ってたのになぁ…。
そうしみじみ語る私に、ポジティブ夫とネガティブ妻(私)はそれぞれ全く異なる感想を持っていた。
主人:それだけ俺たちのキャパが上がったってことじゃない?
私:私ってば心の余裕なさ過ぎだろ!!普段の四人家族状態でも、この余裕欲しいわ。。。
同じ現象、同じ状態を見ているはずなのに、感想がここまで異なる。これが個性って事なのかなぁ。
もし子供が3人いたら、「2人になったら静かだなぁ」と感じるのだろうか。3人持つ予定はないが、我々夫婦の感想が目に浮かぶようだ。
ポジティブ夫:俺たちのキャパはまだまだ上がるんだね〜
ネガティブ妻:あわわわわわわ。2人でも余裕ないのになぜ3人…
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孤食の学校給食は、寂しいだけじゃないと思う
皆様にとっての学校給食って、どんな思い出ですか?
最近の学校給食は、コロナ対策で、グループではなく一人一人で食べるスタイル(孤食)らしいです。
多くの人が、「それは寂しい」という中、私と来たら「孤食で、救われている子供がいると思う」なんて思っていす。
え??何言っちゃってるの!?と言う感想を持つ人もいるかもしれない。それは、貴方が楽しく給食を食べていた証です。
小学2年生頃の私だったら、孤食スタイルに救われていただろう、と思う。その訳は…続きをご覧ください。
孤食だと寂しいねぇ
主人も含め、多くの人がそう言っている。しかし、私は全く違うことを考えている。
グループで食べない事で、救われているいじめられっ子もいるに違いない
コレが私が思ったこと。
理由を説明したら、「それはマイノリティだね」と主人に言われた。
いじめの一環なのか、私はバイキン扱いされた時期もあり、「私の机にだけは、机をくっつけてくれない」ことがあった。
私の机だけ、触りたがらない。同じ班として、くっつけてもくれない。
幅としては数センチ程度、心理的距離は100km以上。机と机の間に、溝がある。磁石のN極とN極が反発するように、埋まらない距離が。
それがハイライトされていたのが、給食の時間だった。
クラスメイト全員が同じ対応ではなく、幸い、普通に接してくれる友達も居た。
それでも、同じ空間にいる誰かに、バイキン扱いされるのは哀しい。
バイキン扱いされている時期なんて、長い小学校生活の中で半年程度だった気がする。給食を楽しく食べれた経験も、勿論ある。されど、傷ついた出来事とは、より記憶に残るもの。
全国の小学生・中学生には、かつての私と同じように悩んでいる生徒が、どこかに居ると思う。
そんな悩みが、この世から消えれば良いのに…と思う。けれど、残念ながら、絶対になくならない。
ご飯は一人よりも、誰かと一緒に楽しく食べるのが一番美味しい。それは食事相手を人間として尊重している事が前提。
寒くなり、またコロナが流行るかもしれない。
孤食スタイルの給食が続くのかもしれない。
本当なら、誰も仲間はずれにされることなく楽しく食べれる事が理想。
どうか、誰かをバイキン扱いする人たちが、この世から減りますように。そのように仕向ける出来事が、なくなりますように。
あの頃苦しんでた自分を、なんとか抱きしめられないものなのか。
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子供との食事でイライラした本当の理由とその後ハッピーな気分になれた理由
こんにちは。打たれ弱いママです。
子供との食事中にイライラしてしまうこと、ありませんか?
正に、今晩の私は、子供との食事に嫌気が差してしまい…(T_T)。脳内で、極端な発想にまで至ってました。
それでも、今晩は嫌な気持ちを引きずらずに眠れそうです。その経緯と訳を紹介します。
目次
・食事中にイライラした理由
・私がイライラした本当の理由
・極端な妄想
・本当なら、こうすればよかった
・その後どうハッピーな気持ちになれたか
食事中にイライラした理由
今晩の食事中、私は特にイライラして嫌気がさしました。あれこれと、プチ「事件」が起きて、子供たちがパニックになっていたからです。
- あるべき姿:パニクる子供をなだめる
- 実際:パニクる子供に私もパニックで、イライラ
長女れーちゃん(5歳)がパニックになった理由とは…
①魚の皮
②魚の骨
③バナナの黒済み
①魚の皮
まず、魚の皮。今晩の主菜は縞ほっけのグリル。れーちゃんは魚の皮や鶏皮が好きなので、お皿によそってあげたのです。
今日の縞ほっけの皮は、いつもの皮の色と違ったせいか、れーちゃんは「食べてはいけないもの」判定をしていたらしい。
「変な色の四角いやつ、食べちゃった!!死んじゃうかな、どうしよう!!!」
れーちゃん、大パニック。
当初はれーちゃんが何を食べてパニックに陥ってるのかわからず、私も不安になる。パニック中って、状況の言語化が難しい。子供であれば、その難易度は更にあがる。
「食べたら死ぬような物は決して、食事には出てこない!!」
そう強く説得していた。パニック中の子供に、イライラと説明する母。あまり明るい未来が見えない。
あまりにパニックで、泣いてるし、私も食欲ダウン。れーちゃんが落ち着くまで、思考も食事も一時停止することに。
正直げんなり。
そんなれーちゃんも、時間と共に少し落ち着いて来たので、食事を再開させたが、再び問題発生。
②魚の骨
今度は「魚の骨を食べちゃったかもしれない」とパニック。
確かに魚の骨は避けるが吉。けれど、小骨を食べちゃったとしても、死にはしない。それを知らないれーちゃんは、大パニック再び。
パニック中の子供に、イライラと説明する母という図が再び。
ヤレヤレ……
③バナナの黒ずみ
バナナって、ちょっとだけ黒っぽくなってる奴、ありますよね。その黒ずみに今日はやたらと過剰反応。
後から振り返れば、「魚の皮や骨で不安が続いたせいなんだろうな」と思えるのに、渦中ではそんな風に思えなかった。
私がイライラした本当の理由
私がイライラした本当の理由は、れーちゃんが泣いていたからでも、パニックになったからでもないです。
自分が批判されてると思ったから。
- 食べたら死ぬような物を出してると思われた
- 骨をきれいに除去できないと責められた
- 黒ずんでるバナナを出した
…と、非難されてると勝手に思ってしまった。
極端な妄想
終いには、「なんで人間って食事するんだろう!」という謎の怒りすら沸いて来た。
食事がなければ、料理も必要ないし(我が家では主人の役)、食事マナーを口酸っぱく伝える必要も、食後の片付けも要らないのに!
これまで、幾度となく私は思っている。「食べなくても良い体に改造できたら…!」と。これを思う時は、かなーり気持ちに余裕がない時。
今晩の私には、余裕がなかった。なんでだろ。
本当なら、こうすればよかった
れーちゃんのパニックに共感してあげれば良かった。丁寧に「死んだりしないから、大丈夫だよ」と安心させてあげれば良かった。
自分自身が不安になり、イライラしていたため、それができなかった。
ごめんね。れーちゃん。
その後どうハッピーな気持ちになれたか
ハッピーになれたきっかけは、れーちゃんのピアノです。
今晩の食事はパニックだらけでしたが、対照的にれーちゃんのピアノのお稽古はかなり順調に進んでいる。
新しい楽譜の本に入った所。新しい楽譜をスタートできる。れーちゃんはそれだけで笑顔に。
「いっぱい頑張ったら、ママの絵本(楽譜の本)も弾けるかな??」
れーちゃんはこう言った。私も懐かしくなって、時々ピアノを弾く。下手っぴではあるが、れーちゃんよりは先を行っているのだ。
私の実力ら、ピアノ経験者からしたら笑ってしまうレベル。それでもれーちゃんには、眩しく見えるらしい。
いつかママが弾いてる曲を弾きたい。
目をキラキラさせながら、その気持ちを伝えてくれるれーちゃんを見て、私はなんとも言えない幸せな気持ちになった。
ほとんど料理もしない、食事なしでOKな改造人間になりたい、とか、私は食事に関しては関心が薄い。義務に感じてるのかな。
けれど、ピアノを娘に教えることには関心がある。生きていくには必要不可欠ではない、義務ではない、ピアノには。なんでだろう。
やはり、義務感でやるのか、やりたくてやるのかの違いかなぁ。
れーちゃんよ。もっと練習したら、きっときっと、上手になる。きっと、ママよりもずっと上手になる。
そんな日が来るのが、なんだか楽しみだ。れーちゃんと同じ事を楽しみに思える。
それって幸せなことだな、と感じたアップダウンの激しい夜でした。
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達観してる 5歳児れーちゃん
予想外にも達観した発言。子供がそんな事を言う事はありませんか?
我が家の長女れーちゃん(5歳)は、我が子ながら、精神年齢が高く達観していることも多い。
私が何気なく言った言葉を、しっかりと、心に刻んていてくれることが嬉しかった。
自分を信じることが一番大事なんでしょ
とある日、自転車の後部座席に乗っているれーちゃんが私にそう話しかけてきた。
ママ:ええ~!?そうだよ!れーちゃんは何でそんなことを知ってるの?
れーちゃん:ママが前に言ってたでしょ。
おや。私が言ったのか。確かに言ったかもしれないが、私はすっかり忘れていた。(他人の発言はよく覚えているのに、自分自身の発言を忘れるのが私の習性です)
よほど大事な事だ、と心に刻んでくれていたれーちゃん。昨夜も再び達観発言してた。
れーちゃん:あのね、れーちゃんが好きなのは、ママと、パパと、ワカメちゃんと、あと自分!自分を信じることが大事だもんね。
ママ:そうだね、自分を好きだからこそ、自分を信じれるもんね。
パジャマのボタンを止めながら、まるで普通のことかのように語るれーちゃん。会話内容は、5歳とは思えないほど哲学的で達観している。
パステルカラーのくまちゃんパジャマ。そんな可愛らしい物を着ながら、達観発言をする娘を眺めながら思った。
きっとこのまま真っ直ぐに育ったら、れーちゃんは幸せに生きていけるだろうな。と。
どうか、来年から小学生になっても、そのまま自分を信じて成長してね。
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